Windows か Mac か?(年金フル世代のパソコン)

6月 26, 2018 0 投稿者: B_Otaku

今の時代、何をするにもパソコンは必要だ。このブログを読んでいる読者でパソコンを持っていないという割合はどのくらい有るのだろうか。本家の試乗サイトも含めてのアクセス解析ではパソコンが70%、タブレットが12%、そしてスマホが 18%だから、少なくとも70%の読者はパソコンを所有している、もしくは自由に使える状況という事になる。そして30%の読者は若しかしてパソコンを持っていない、かもしれない。

企業にパソコンが導入されたのは Windows 95 が発売された頃だから、年金フル受給の65歳では42歳の時で、大企業のホワイトカラーだったならば確実にパソコンを使える事になる。言い換えれば、この時55歳ならば未だ現役だから頑張ってパソコンを覚えるしか無く、その世代は今では78歳になっている筈だ。すなわち現役時代に大企業のホワイトカラーで70歳代ならばパソコンが使える筈だ。

ただし使えるとは言ってもそのレベルはピンキリで、自分で必要なアプリケーションをインストールして、無線LAN やその他のセッティングも全て自分で出来るかといえば、そうでもないだろう。こういう場合はある程度割高でもセッティングサービスなどを行ってくれる専門店で買った方が無難ではある。

さて、今回の話題はパソコンは Windows か Mac かという事だが、まあ一般的には Windows だろう。現在業務で Mac を使っているのはデザイン、映像もしくは音楽関係位なものだ。その理由は1990年代くらいでは画像処理の定番である adbe のフォトショップや音楽用の DTM ソフト (DP等) は Mac でしか使用できないか、 Windows 用があったとしてもバグだらけで使いモノにならなかった、いうのが理由だ。

しかし今ではこれらのアプリケーションも Windows で充分に使用可能となっているから敢えて Mac を選ぶ必要があるか、といえば疑問もある。実は私の場合は両方を使用している。その理由は音楽関係 (DTM) に関してはやはり Mac の方が勝っているからだ。何が勝っているかと言えば音楽系の処理をするハードの性能が良いようで、同じクラスの CPU でも Mac の方が処理能力があるとか、音質が良いなどが感じられるからだ。

ただし Mac も当然欠点があり、Windows とは思想や操作方法が大きく異なるのは慣れの問題だが、実は意外にバグが多いのが実情で、まあ世界中の膨大なユーザー相手の Windows に比べれば OS の開発能力は勝負にならない訳で、これはある程度仕方が無いだろうし、それを補ってもメリットを感じられる使い方をすれば良い訳だ。

そういう面では映像関係では今となっては特に Mac を使うメリットは無い気がする。すくなくともフォトショップは Windows 版で全く問題は無い。

なお、趣味で各種のアプリケーションを使用するならば、パソコンの能力は出来るだけ高い方が良く、CORE i7 は必須と思った方が良い。また同じ i7 と言ってもノートパソコンの場合には省エネの CPU を使っている為にデスクトップに比べて性能が劣るし拡張性も無いなど、外部に持ち歩く事が無いなら絶対にデスクトップを選ぶべきだ。そしてメモリーは 16GB は欲しい。

それではデスクトップのCORE i7 メモリー16G はいくらするかと言えば、上手く安売りをしている期末等なら概ね本体が10万円くらいで購入出来る。今の時代は趣味をするのにパソコンを必要とするものは多く、このクラスが一台あれば応用は自在となり、今後このブログで話題とする予定の DTM (パソコンによる音楽制作) や DJ マシンを繋いでの DJ プレイ 等等、特に音楽系では必要となる。

えっ、音楽なら Mac じゃないの?と言われそうだが、勿論予算があればそれも良いが、Mac BookPro は20万円以上するし、Mac だけではこれまた対応出来ない事も多く、Windows は別に必要となるから、余程細かい事を言わなければそれ程の差は無くなっている。