年寄りだってDJやるぞ!2 (年金フル世代の趣味)

前回は早足で DJ コントローラの概要を説明したが、今回はもう少し丁寧に補足する。

最初に前回何故 Pioneer 製を例に取ったかと言えば、実はDJ 機材の世界では Pioneer が最もメジャーで、それこそ世界各地で使われているからだ。DJ 機材というのは普通はクラブに常設されていて、これを大勢の DJ が交代で使う事から、極めてハードな使い方になり、半端な機材ではとても持たないために、各部には充分な耐久性を考慮し、勿論音質だって充分にハイクオリティーを要求されるから、まあ高くて当然と言う事になる。

前回は PCDJ タイプのみを取り上げたが、CD プレイヤー (CDJ-2000NXS2) の価格は27万円で、これを2台と CD ミキサー DJM-900NXS2 のセットは81万円だから、とてもアマチュアが買える価格では無い。

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PIONEER CDJ-2000NXS2+DJM-900NXS2 SET

それではプロのDJ はこの効果な機材を個人で持っているのかといえば、まあ余程有名で稼ぎが多いならば兎も角、多くは貧乏なのはロックミュージシャン等と同じだから、自宅での練習にはもっと安い機材を使っているという。ところでミュージシャンが貧乏といえばロック以上にジャズ奏者も貧乏のようで、何しろ需要が無いのだから稼げる訳が無い。取り分けデキシーランドジャズなんて普通は全くお呼びが無く、如何やって生活しているのかと思ったらディズニーランドでショーをやっているという。とはいえ、あそこも契約社員でギャラも安いが、それでも定期収入があるだけましというものだ。

話を元に戻して、アナログディスクをゴリゴリとスクラッチする為のターンテーブルの価格はというと、PLX-1000 という機種が約8万円と意外に安い。まあターンテーブルは既に元を取ったダイレクトドライブで、それにアームとカートリッジを付けた程度だからそんなものだろう。

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Pioneer DJ用アナログターンテーブル PLX-1000

ただし、今の世の中ではターンテーブルはスクラッチのみで、これを使って音楽も全てアナログディスクという例は少ないようだから、結局 CDDJ 等が必要となり、其れなりに高価となる。

前回紹介した PCDJ の場合、コントローラーに PC を接続する必要があるが、これは Mac を使うのがお約束で、機種は Mac Book Pro が定番であり、ディスプレイを立てた状態で客席から見える側にリンゴのマークが薄っすらと光っている姿を見た事もあるだろう。ここで Windows マシンなんかを使ってはいけない。ただしアマチュアユースで、例えば前回紹介した3万円クラスのコントローラだったら、手持ちのWindows のノートパソコンでも充分だが、ある程度のパフォーマンスは必要で、例えば CPU が Celeron ではマトモに動かないだろう。余談だが幾ら安いとはいえ Celeron 搭載の PC は、Web を見るとか、エクセルで簡単な表を作るとか、その程度の用途で無い限りはお勧めしない。

PCDJ コントローラーと PC が有れば、後はコントローラーの音響出力をオーディオ機器に繋いで音を出す事になる。コントローラーには6月9日のブログ「パソコンから良い音出そう」で紹介したパワードスピーカーでも結構イケると思う。

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