今も昔も裏口入学なんて当たり前

文部科学省の高級官僚が息子を東京医科大学に不正入学させた事件で、東京地検特捜部は同大学の裏口入学リストを入手したと報道されている。

かし裏口入学なんていうのは60年代から当然のように囁かれていたし、実際にそれしかあり得ない状況も知っている。もう半世紀以上前だからバラしてしまうが、東京都(23区)内の小学校に通っていた頃に同じ学校の1年先輩にPTA会長の馬鹿息子がいて、どう見ても馬鹿なのに超一流私立大学の付属中学に合格して、近所では金を積んでの裏口入学と陰口を叩かれていたが、当時小学生の我々もあの馬鹿が合格するなんて有り得ないから「あれは裏口に違いない」と確信したものだ。

その年の卒業式は会長親子の独壇場で、会長の挨拶として30分以上も下手な演説を聞かされて、もう勘弁してくれという気持ちだった。この会長は一代で中小企業の社長に成り上っただけあって教養の欠片もなかったから、マトモな話が出来る筈も無く、それでも御機嫌でしゃべり巻くっていた。

そして息子の方は何故か総代としてこれまた挨拶したり、卒業証書を代表で受け取ったりと、もう一人舞台だった。しかも自慢の優秀中学の制服姿だったが、実は当時この中学の制服は上が詰襟の学生服だが、何故かボトムは膝丈の半ズボンで、これを見た我々は「ギェ~、恥っずかしい」と感じたものだ。

そんな訳で、小学生にして世の中の仕組みを理解してしまった訳で、これは中々良い実践教育だったと思っている。

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