女子大があるなら男子大だって

このところ世間を賑わしている東京医大の女子受験生減点の話題でふと思ったのだが、女子が増えるのが嫌ならば男子だけの大学って出来ないのだろうか、ということだ。医科大学には東京女子医大があるのだから、女子の入学を嫌がる東京医大はこの際、東京男子医大と名前を変えて男子のみの医科大学にする、っていう事は出来ないのだろうか?

と、ここで気が付いたのは最近は昔に比べて医科大学の定員も随分増えているが、その中で女子のみというのは前出の旧東京女子医専である東京女子医大のみだが、調べてみたらば戦前には他にも女子医専が結構あったようだ。なお戦前の医師養成機関は多くが旧制専門学校だった。それで旧制女子医専と言うのは北海道女子医専(現:札幌医大)、福島県立女子医専(現:福島県立医大)、名古屋市立女子医専(現:名古屋市立大)、岐阜県立女子医専(現:岐阜大)、帝国女子医専(現:東邦大学)、大阪女子高等医専(現:関西医大)に前出の東京女子医専を加えて7校もあり、更に今は廃校となった女子医専が3校あった。

と言う事は、医専を含めて医学部自体の少ない戦前には女子医専が10校もあった訳で、それなのに医大の増えた現代には女子医大は1校しか無い、という事に気が付いた。ただし自分が子供の頃、1960年代には女性の医師、すなわち女医さんといわれる医師は今より確実に少なかったような気がするが、もしかして地方には地元と密着した女性医師が結構居たのかもしれない。そして当時の女医さんといえば、完全に女を捨てたような女傑タイプで、今みたいに “普通の女の子” の医師はあまり見なかった覚えがある。

ところで、大学受験の結果を見ると「医学部以外では合格者の数では圧倒的に女子が多いのに、医学部は逆というのが明らかにおかしい」という意見もあるが、自身の経験からすると工学部なんて女子は殆どいなかったし、現代でもやはり工業大学は勿論、総合大学でも工学部だけは殆ど女子がいないのが実情だろう。では工学部が入学試験で女子を排除しているのか、といえばそんな事は無く、要するに女子の受験生自体が工学系を敬遠しているからだろう。

それからすると医学部の場合は事情が違う訳で、確かに医療機関で働く人は医師を除けば圧倒に女性の数が多い職場でもあるから、ある面女子に向いている職業とも言えるのかも知れない。ただし、それは診療科にもよるだろう。男性と女性では根本的に身体の構造が違う訳で、体力では圧倒的に男性が優位であり、外科の医師は殆ど男性というのは別に不思議でも何でも無いと思うが。

と、色々書いてみたが、じゃあそうすれば良いのか、何て事はこの俺様に判る訳が無い (キリッ

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