お笑い3人組(年金フル世代の子供の頃)

1960年代、正確には60年前後(1956年11月から1966年3月) だが、テレビの人気バラエティコメディにお笑い3人組という番組があった。放送時間帯は火曜日の20:30からの30分で、NHK テレビにより放送されていた。そうです、「若い季節」「夢であいましょう」と共に当時の NHK の実力とやる気を象徴するように、これまた何処の家でも見ていた代表的テレビ番組だった。

レギュラーは三遊亭子金馬(落語家)、一龍齋貞鳳(講談師)、江戸家猫八(ものまね)の3人がメインで、これに女性陣として楠トシエ、桜京美、音羽美子が加わっての舞台劇を中継していた。と言っても判り辛いので当時の番組の一部を埋め込んでおく。当時有名だったメインの3人が最後(28:09)に主題歌を歌い、途中22:14 からは女性レギュラー3人が副主題歌を歌っていて、これを見れば当時リアルタイムで見ていた読者ならば実に懐かしく感じるだろうし、当時を知らない読者には何よりも判り易い説明となるだろう。

それにしても毎週生でこれを放送するというは、大変な技術とやる気が必要だった事は容易に推測できるが、まあ何度も言うが当時の NHK は今とは雲泥の差だったようだ。そして1960年当時の NHK の受信料は月300円だったから年間3,600円で、テレビ受像機は概ね5万円くらいだった。と言う事は年間受信料はテレ受像機の7.2%だ。これに対して現在では如何かといえば、受信料は月1,260円で年間15,200円。では現代のテレビはといえば技術の進歩で40インチテレビが5万円くらいで買える。と言う事は年間受信料はテレビ受像機の30%であり、3年で受像機、すなわちハードウェーア代金を上回ってしまう事になる。しかも内容的には1960年代とは繰べる事が恥ずかしい程の低レベルと更には政府の宣伝機関として嘘八百を垂れ流すという放送法違反の極悪団体に成り下がってしまった。

要するに NHK が半世紀前の状態を取り戻すには受信料を月300円にして、内容も大幅に向上させて、流石はNHK! 民放とは違うよね、となる事が必要なのだ。ところで月300円、年間3,600円で5,000万所帯が受信料を払ったとすると1,800億円となり、無駄を省けば何とかやっていけそうな気もするが‥‥。因みに TBS テレビの昨年度の売り上げ高は約2,160億円だった。

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