学歴ロンダリング

この世の中、口では学歴何て関係ない、本人の実力次第何て言っても、現実には学歴が無い事は大きなハンディーを背負う事になる。勿論例外はあって、例えばその昔の田中角栄元首相や現代では山本太郎参議院議員などの例もあるが、かれらは一世議員と言うか実力のみで勝ち上がった訳で、これが2世、3世議員となるとそうはいかない。

議員を例に挙げたが経営者も同様で、2代目、3代目経営者が低学歴では世間が認めてくれない。そこでマネーロンダリングならぬ学歴ロンダリングが必要となるが、これにもレベルがあって、それにより手法も異なるようだ。

先ずは MARCH クラスの大学を卒業している場合で、いや世間一般では MARCH といえば憧れのブランド校だが、本当のセレブからすれば只の落ちこぼれと判定されてしまう。世間で学歴の最高峰といえば東京大学(東大)であり、それも大学院修了といえば鬼に金棒となる。実は東大の場合、学部からの入学は至難の業だが、大学院への入学は意外にも結構裏技があるようで、要するにコネのある教授の研究室に推薦で入るという方法があるようだ。

実際にW大の2部(要するに夜間)を卒業後に何時の間にやら東大大学院、それも医学部の博士課程を修了して、更に医学博士まで取得したという例もあるくらいだ。ただし、医学博士ではあるが医師免許は当然持っていないから診察は出来ない。それでも名詞に医学博士と書いて、しかも最終学歴が東大!になるという、これこそ学歴ロンダリングの王道とも言えるものだ。

まあ上記の例はそれでも2部とはいえ一応大学を卒業している訳だが、もっと凄いのになると専門学校を出て臨床検査技師の資格を取って旧帝大系の付属病院に勤務しているうちに、何故かその大学院に入学して、遂には医学博士を取得してしまったという例まである。

まあ博士とまでは言わなくても、修士ならそんな例は一杯あるし、東大とまで言わなければ大学院は日本中に一杯ある。女優やタレントでも菊池桃子(短大卒)や秋吉久美子(高校卒)で見事に修士課程を修了している例がある。ただし大学院では可也の努力はしたらしい。と言う事は、努力さえしないし、おまけに生来頭が馬鹿という場合はこの方法は適さない。

そこで考えられるのは外国に留学するという方法で、学歴ロンダリングでは最もメジャーな方法でもある。何しろ遠い外国の事だから普通の日本人からすればその大学がどの程度のレベルなのか判らないから、米○○大学卒とか書いてあれば、実は底辺大学でも判らないし、実は大学っぽい名前だけど日本でいう専門学校程度のモノかもしれない。それも米国よりももっと馴染みの浅い中東辺りなら更にバレる危険性が少ない。例えば某知事のように中東では最高峰のカイロ大学を首席で卒業とか言って、実は現地の語学学校に通っていただけとか‥‥。

それでも上記の方法は可也金もコネも必要とするから、一般庶民には難しい。そこでお勧めなのが大学の通信学部に入学して、ここを卒業すれば晴れて大卒となる。この場合に選ぶ大学は早稲田一押しだ。と言うのは通信学部の入学はまず誰でも可能であり、そして卒業後は例えば正式には早稲田大学通信学部(最近は人間科学部eスクール)とはなるが、大学はどちらで?と聞かれたらば「はい、早稲田です」と答えても嘘では無い。この手の通信学部には早稲田のライバルである慶應義塾大学もあるが、実は同じ通信制でも慶應は結構厳しくて簡単に卒業させてはくれないらしく、努力せず学歴ロンダリングを行うという趣旨には反する事になる。

なお通信制とは言え大学だから高校卒業資格は必要であり、高校中退や文字通りの中卒の場合は対策が必要となる。その一つは高認試験、正式には高等学校卒業程度認定試験という手がある。これは昔で言う大検に相当するもので、2日間の試験で3年間かかる高校の卒業と同じ資格が得られる。昔の大検よりははるかに簡単になったが、それでもある程度の基礎学力は必要とするから、まあここは頑張るしかない。

という訳で、学歴ロンダリングの方法について考えてみたが、もしもこれらに相当する読者がいたなら、マジに調べてみるのも良いだろう。

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