シンセサイザー(年金フル世代の趣味)

アナログシンセサイザーについては楽器と騒音問題のクリア2にて少し取り上げたが、今回はその続編としてもう少し突っ込んでみみる。

前回はリーズナブルな価格で過去の名器を復刻してコルグ MS-20 mini (3.5万円) を例として、また更に低価格なiPad のアプリなどを紹介したが、こういう低価格品を安もの馬鹿にする輩も居るようなので、今回はもっと本格的で高価なものを取り上げる事にする。

最初はミニモーグ(MINI MOOG)で、これは前回取り上げたモーグモジュラー(通称箪笥)があまりにも大がかりで高価だった事から、もっと現実的なものという事で1971年から販売が開始されたもので、世界中の有名ミュージシャンに使用された名器だ。とは言っても、今現在でビンテージ物を探すとなると高価でオマケに性能も劣化している可能性もあり簡単に手は出せないが、2007年にミニモーグを現代の技術で進化させたミニモーグボイジャーという機種が発売された。ただし現在は生産終了となっていて、唯一最上位機種のボイジャーXL の在庫のみが販売されている。この機種はオリジナルよりも鍵盤数が多く(61鍵)、更にケーブルパッチも出来るようになっていて価格は約67万円と高価だ。
しかし最近、何とオリジナルのミニモーグを復刻したミニモーグ モデルDが発売され価格は42万円くらいする。

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次にこれも前回取り上げたプロフェット5については、現在その現代版とも言えるプロフェット6(43万円)が販売されている。オリジナルの5と比べると鍵盤数が61→49鍵となり、奥行きも小さくなった事から鍵盤の上部のウッドパネルが省略されているなど多少の違いはあり、ミニモーグ モデルDのような完全な復刻では無い。とは言え、最新の部品を使ってプロフェットの音が再現できるメリットは大きく、アナログの6音ポリ(同時に6音が出る)の音は他に得られない良さある。

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モーグについてはモノフォニック(1音しか出せない)の為に当然片手での演奏となるから、少し練習すれば弾く事は難しく無いが、それよりも数十個にも及ぶツマミやスイッチ類を使っての音づくりは結構大変で、まあそれが楽しいのだから、老後の趣味にはお勧めとなる。ただし、アナログシンセで出来る音楽はテクノ系となってしまうから、これが嫌いな場合はお勧め出来ないが。

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