60年代のおやつ(年金フル世代の子供の頃)

1960年前後の小学生のおやつの金額としては1日に10円というのが相場だった。いや、もっともらっていた裕福な家もあれば、もっと少ない貧しい家もあったと思うが、平均的なサラリーマン世帯ではそんなものだったろう。
それで学校から帰ると親から10円もらって早速近所の菓子店というか文房具やら何やらも売っている店でおやつを買うのだが、当時流行ったものの中に「名糖ホームランバー」とうのがあった。名糖というのは共同乳業の商品名で、日本で初めてバータイプのアイスクリームを発売して、その商品名がホームランバーであり、価格は1本10円だった。

本体は四角柱のような形で印刷された銀紙で包装されていて、そこから出ている木製のバーを持って食べるようになっていた。このホームランバーが何故に人気だったかと言えば、この木製バーの一部に「ホームラン」という焼印がある場合があって、これが出るともう1本もらえるという、当りくじ付きだったからだ。更には「ヒット」という焼印があれば4本集めて1本もらえるので、兎に角アイスを食べるよりも焼印があるか如何かの方に気持ちが行っているから、アッと言う間に食べてしまうのだった。

WPPhto180907-1.jpg

WPPhto180907-2.jpg

他に有名だったのは渡辺のジュースの素という粉末で水に溶いてジュースにするというもので、喜劇俳優の榎本健一(エノケン)を起用したTMCM により大ヒットしたのだった。価格は一つ5円だから10円の小遣いで二つ買えたのもヒットした理由かもしれない。

あの当時はこのCMソングを元に替え歌にした
♪駄菓子屋のジュースの素(もと)ですもう要らない
憎いくらいに まずいんだ 不思議なくらいに 高いんだ
ヘヘーン 駄菓子屋のジュースの素ですよ♪
っていうのが流行ったのを思い出した。

コメントを残す