0011ナポレオンソロ(60年代の外国テレビ映画)

今回は9月17日のブログ「60年代のモデルガン」にて話が出た「0011 ナポレオンソロ」について、もう少し深く掘り下げてみる。

このテレビ映画は日本では1966年から1970年まで日本テレビ系で放送されたもので、初期を除いては日曜日の21:30、後期では土曜日の22:30からで毎回約1時間だった。ただし毎年5月から10月まではプロ野球ナイターが放送されるために、ナポレオンソロは10月~4月の間で放送されていた。日曜日の21:30ということは日曜洋画劇場と被っている訳で、当時の記憶では余程面白い映画でないとナポレオンソロを優先していた覚えがある。

物語は法と秩序を守る為の国際機関であるアンクル(U.N.C.L.E.:United Network Command for Law and Enforcement)のエージェントであるナポレオン ソロと相棒のイリア クリヤキンを主人公として、主に世界征服を企むスラッシュ(THRUSH:Technological Hierarchy for the Removal of Undesirables and the Subjugation of Humanity)という国際的犯罪組織との戦いを描いている。
2人の勤務先はニューヨークの本部で、洋服店内試着室からの秘密の出入口を使用する。この部分は下記の動画を見れば判るだろうし、当時リアルタイプで見ていたなら、おおっ、これこれ、と思うだろう。

題名からも判るように本来はソロが主人公だったが、次第に相棒のイリアの人気がアップしてきて、シリーズが進む過程でイリアの出番が増えてきて、終盤のシリーズではイリアが主人公か、という位になっていった。

アンクルの装備は前述のブログで紹介したように日本ではモデルガンでも人気のあったワルサ―P38アンクルスペシャルで、クルマは2シーターのガルウィング式のスポーツカーに各種の秘密兵器を積んでいる設定だったが、これはイマイチ人気が無かった。

0011という題名からも判るように、これはイギリスの007ジェームスボンドをパクッたもので、本家が金の掛った劇場映画であるのに比べると、こちらはチョイとショボいテレビ映画であり、秘密兵器にしても007のアストンマーチンに比べれば実に安モノ仕立てだった。
米国が英国製で世界的に大ヒットしたモノをパクってテレビ映画としたものでは、他の例としては、ビートルスをパクッたモンキーズが有名だ。しかしビートルズが天才ミュージシャン達のグループであるのに対して、モンキーズはオーディションで集めた役者、要するにミュージシャンとしては素人を促成で仕立て上げた為に、これまた音楽的にも大いに劣っていた。

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