理科の実験(60年代の学校教育)

小学校の高学年になると理科の実験というのが始まるが、物理系の実験では滑車に重りとつけてバランスを云々、みたなイマイチ迫力に欠けるものだが、化学系となると結構劇薬を使うチョイとヤバそうな実験があり、これは結構面白かった。

その中で、今でも鮮明に記憶しているのが強酸性の塩酸と強アルカリ性の水酸化ナトリウムを混ぜて中和して塩化ナトリウム、要するに塩が出来るという実験があった。

そしてこの手の化学実験に使う道具が家庭には全く置いていない特殊なもので、これまた記憶にのこっている。それは何かというと、先ずはビーカーという言ってみればコップ見たいなものと、試験管という直径30㎜、長さ20cmくらいで底が球形になった何れもガラスの容器で、これに振って混ぜたりするのだった。あとは試験管よりも太くて大きいガラスの容器に細かいメモリが付いていて、要するに液体の量を測るメスシリンダー何て言うのもあったっけ。

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そしていよいよ薬品(濃塩酸)の入った瓶を開けると、なかから湯気が出ていて異様雰囲気だが、その匂いを直接嗅ぐと大変な事になるので手で仰いでそおっと匂いを嗅ぐように指導される。それぁ幾ら悪ガキだってこれはただ事ではないのは判るから、教師の言い付けはシッカリと守って匂いを嗅ぐと、ドヒャー、なんやこりゃという位にお酢を強烈にしたような匂いにぶったまげる事になる。

これをビーカーに小分けするのにはガラス棒をビーカーに入れて、この棒を伝わって静かに濃塩酸を入れることも教わる。もしも直接入れると薬品が撥ねて最悪大怪我になると脅かされるから心はドキドキだった。塩酸に比べると水酸化ナトリウムは液体ではなく粒状だったから多少は気が楽でこれをメスシリンダーで水を適量を測ってビーカーに入れた後に水酸化ナトリウムを必要量を計って混ぜ合わせるのだが、それを計るのは上皿天秤というレトロなヤツ使った、これは片側に試料を、そして片側には重りを載せてバランスを取る事で重量を測定するもので、これも理科の実験で初めて触る機材だった。この時は先に必要案重りを載せて、反対側に試料をバランスがとれるまで少しづつ載せてる方法だった。なおこれは今でも売っていて、大分近代化されているがその分価格も安いようで

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そして硫酸に少しずつ水酸化ナトリウムを混ぜるのだが、中和するところを見つける為に少し混ぜてはリトマス試験紙で試して、色が変わらなくなるまで続けた。このリトマス試験紙というのも理科の実験ではメジャーなモノで、赤と青の試験紙があって、薬品を付けた時に色の代わり方で酸性かアルカリ性かを判断するものだ。

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中性になったらば今度は熱して水分を蒸発させ、サイゴに塩が残るのだが、このように加熱する時に使うのがアルコールランプで、これを三脚台の下に置き、台の上に石綿 (最近セラミック) 金網を載せて、その上にビーカーを載せるのだ。このアルコールランプも取り扱いに仕来りがあって、特に火を消す時はガラスの蓋を横から被せる、とかも教わるのだった。

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さて、理科の実験、みなさん思い出しただろうか。当時小学校へ行っていれば必ず経験があると思う。えっ? そんなのやらなかったぞ、って、それぁ若しかして‥‥。

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