暗号メール(ProtonMail)

先日のニュースでTカードを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が裁判所の令状なしに会員情報を捜査当局に提供していた事実が発覚し問題になっているが、まあ個人情報の重要性を意識していない団体のカードが気に入らなけれは作らないか、既に所持していれば退会すれば良いだけの話だ。そして一般の日本人の多くが個人情報に対する意識が高ければ殆どが退会してCCCが経営危機に至るだけの話で、さてどうなるかな?

これに限らず今の世の中、個人情報何てアチコチ筒抜けだから、知られて困る事は各自が対策を打つ事だ。例えば近年メールの履歴が犯罪の証拠になる事も多いようだが、考えて見るとそんな悪事を働くのに普通にスマホでメール何か使うという無防備さが笑える。これって自身のIDカードを首からぶら下げて強盗するようなものだ。

ところが極最近、麻薬取引や詐欺の連絡に暗号化されたメールが使われていて、データーを押収しても全く読む事が出来ない事態が発生しているという。その中でもProtonMailというプライバシー保護を徹底したメールサービスを使っている例が多いようだ。このProtonMailのデーターは暗号化された状態でサーバー上に保存されていて、ProtonMailの管理者でさえも暗号化されたメールデータにアクセス出来ないという。しかもそのサーバーはスイスの山奥の地下深くに設置され、さらにスイスの法律で守らているために、例えば日本の司法機関がデーター開示を要求しても拒否されるし、いやそれ以前にデーターはユーザー以外に読む事が出来ないのだから、如何にも成らない。

このメールシステムは暗号用の鍵を使用する方法を使用しおり、公開鍵と秘密鍵という情報処理技術者試験では必ず出題される定番的なものだ。しかし、以前はこれを使用した一般人が簡単に使える良いシステムが無かったが、今ではこのProtonMailを使えば簡単に実現できる。そして何よりも嬉しいのは、このシステムは「市民の自由なオンラインを保護するために取り組んでいる科学者、エンジニアおよび開発者のポリシーにより、無料のオープンシステム」と成っている事だ。ただしそれだけでは運営費用が出ないので、有料版や趣旨に賛同したユーザー向けの寄付形式のものまであり、これらは容量や通信回数などに制限が無いとか、他プロバイダーのユーザー宛にメールを送信する時、暗号化されたメッセージを読み込めるようにするリンクを送り、共有していたパスフレーズを使用して読めるようにする事ができる、等のメリットがあるという。

詳細が知りたい場合は
https://protonmail.com/jp/
にて。

これであなたも明日から安心してヤクの取引に専念できる、な~んてジョークを飛ばすと本気で怒る奴が居るから、敢えて言わないが‥‥。

ところでこれまた最近、何処かの県警のHPが第3者に改竄されたというニュースがあったが、まあ警察なんていう組織は基本的に体育会系であり、上層部は丸暗記の試験エリートだから、ITリテラシーと言う面では低そうな組織であることは一目瞭然だ。それで警察のITに関するセキュリティーの認識を調べるために警視庁のHPを閲覧したらば、何と今時暗号(SSL)化されていなかった。

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それでは検察庁はどいうかな?

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おっと、ヤッパリ。
駄目だぁこりゃ!

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