【北朝鮮の軍事力って?】輸送機、爆撃機等

前回は北朝鮮軍の戦闘機を取り上げたが、今回はそれ以外の航空機について纏めてみる。

先ずは攻撃機から。
北朝鮮の攻撃機としては前回登場したMiG-19のベースのA-5(40機)があるが、最新の機種としてはSu-25K(スホーイ25K)を35機所有している。

Su-25K
旧ソ連時代に開発された攻撃機で、Su-25をベースとして輸出用としてもので、旧共産圏ではメジャーな機種であり、北朝鮮軍の航空機としては最も戦闘力のあるものだ。製造は1984-1989年で合計180機が製造されている。

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北朝鮮の本来の敵国は韓国であり、その意味では地上施設を破壊する攻撃機は最も重要であり、その為に北朝鮮軍としては最も充実している。とは書いてみたが、護衛の戦闘機は如何するのだろうか? 朝鮮戦争時代のヤツで戦うのかぁ?

次は爆撃機で、これも対韓国戦には重要であるが、Il-28(イリューシン28)とその中国製であるB-5を合計79機所有している。

Il-28
攻撃機との違いは自由落下爆弾が主兵装となる事で、要するに爆弾をバラ撒くタイプだがその割には機体は小さく、爆撃機と聞いて思い浮かぶ米国のB52のような大型機での絨毯爆撃とは違う。まあそうは言ってもこれも北朝鮮としては重要な兵器である。

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Il-28は1960迄旧ソ連で約3,000機が生産されたが軍事機密の無い単純な構造で、その後中国では最近まで生産を続けていたというが、現役で配備しているのは北朝鮮軍くらいのものらしい。な~んだ、やっぱりポンコツじゃねえか。

そして輸送機はといえば、An-24(アントノフ24)という旧ソ連製の中型機を6機所有しているらしいが、An-24は双発ターボフロップ機で本来は中型旅客機であり、これを軍用として使っている。

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更に北朝鮮の主力輸送機としてはAn-2を約300機も配備している。そのAn-2とは

An-2
おおっ~、さっすがは北朝鮮軍の主力輸送機だけあって、単発複葉機というレトロなものだ。しか~し、馬鹿にしちゃあいけない! 低速でも安定した低空飛行が出来るから特殊部隊が韓国に侵入するには実に適した機種なのだ。

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じつはこのAn-2は韓国空軍が密かに旧東欧諸国から買い入れて20機程を保有しているという。

最後は練習機で、これも実に多種多様なものが使われているようだが、その中でも主力といえるのがCJ-6だ。

CJ-6
中国製のレシプロの単発練習機で、これまた何とまあレトロなスタイルをしている。マルで第二次大戦中の戦闘機みたいだ。

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なお他にも同形式の旧ソ連のYak-18(ヤ―ク18)とその中国版であるCJ-5も使用されているという。

ということで、いやまあ、何と言うか、マルで博物館だ。しかしこの博物館級を相手に韓国軍がボロ負けしたらばこれまた大笑いだが、有り得ない話では無い。何しろ韓国軍自慢の最新鋭機は部品が無かったり整備が出来なかったりで、マトモに飛べないのだから、それに比べればどんなにレトロとはいえ飛べるだけで重要な戦力になる筈だ。

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