【自衛隊 vs 韓国軍】自動小銃(アサルトライフル) 後編

今回は本題に入って両国の自動小銃を比較する。

自衛隊の国産正式小銃は1964年から正式化された豊和工業製の64式7.62mm小銃で、その名の通り7.62x51mmNATO弾を使用する。この弾薬はNATO弾としては口径が大きく威力はあるが反動が大きく最近は各国でも使われている例が少ない状態だ。

そんな実情から世界的にはチョイと遅れ気味だが現在の正式小銃は89式5.56㎜小銃に変更されている。使用弾薬は5.56x45mmNATOと世界の流れに追いついた形となった。正式化は名前から判るように1989年で、製造は64式と同様に豊和工業による。

64式と比べると外観上はストック(銃床)とグリップが木製からプラスチックへと変更され、軽量化と近代化が図られている。なお写真のようにどちらも2脚(バイポット)が装着されているが、これは平均的に欧米人よりも小柄な日本人でも安定した射撃を行う為に標準装備されている事が米国のM16とは発想が違うところだ。

撃発は引き金を引くと1発発射するセミオート(単射)、3発まで連射するバースト(3点制限点射)、引き金を引いている間は連射する連射(フルオート)の3つがあり、特にバーストはM16でもM16 A2というモデルのみに装備されているのもで、一般にM16といえばセミ/フルのみである。自衛隊の小銃の切り替えレバーの表示は”“(安全)・””(単発)・”“(連発)、すなわちアタレ(当たれ)となっている。

この銃の一番の欠点は価格が高い事だ。何故かと言うと日本は武器輸出三原則で輸出が出来ない為に生産数が少なく、量産効果によるコストダウンが出来ないからだ。

さて韓国軍はといえば‥‥
M16を韓国の大宇精工でライセンス生産したものが主力だったが、その経験を生かして開発されたのがK2で、現在韓国軍の主力となっている。弾薬はM16と同様に5.56x45mmNATOを使用し、いやそれ以上に基本的にはM16の韓国版と言えるものだが、構造的にはむしろ旧共産圏の定番である旧ソ連のAK-47に近いという話もある。

まあ言ってみれば韓国得意のパクリであり、ヒュンダイやキアのクルマと同じ発想だ。とは言っても馬鹿にしてはいけない。日本の自動小銃は輸出してないが、K2は世界各国に輸出されて、多くの国の軍で使用されている! それらの国とは‥‥バングラデシュ、 エクアドル、 フィジー、 レバノン、マラウイ等だ。えっ、後進国、もとい開発途上国ばかりだって?

このK2の最新版はK2C1で、これはK2の改良版であるが何と100発撃つと銃身カバーが発熱し、熱くて操作できないという”特徴”がある。まあ毎度の事であり、それでも自軍の航空機を真っ先に攻撃する対空ミサイルとかメインローターに亀裂が入るヘリコプターよりはマシ、とは言える。

しかーし、こんな程度では韓国らしく無い。という事でK2を超えるハイテクライフルを開発したが、そのお笑い話については既にブログ(【韓国軍】ハイテク ライフル)にて取り上げているように、これぞ韓国という代物だ。

 

コメントを残す