IoT、AI、ブロックチェーン 後編

前編ではIoTとAIを取り上げが、今回は後編としてブロックチェーンについて簡単に纏めてみる。

今現在で最もこの技術を利用しているのは例の仮想通貨だろう。ビットコインでは取引の履歴データをトランザクションと呼び、複数のトランザクションをまとめたモノをブロックと呼ぶ。そしてこのブロックが連なるように保存される状態がブロックチェーンと呼ばれるものだ。

と文字にすると判り辛いが、一言で言えば一定期間の取引の台帳が鎖(チェーン)で繋がっているという事だ。そして特徴的なのがP2P(peer-to-peer, ピア・ツー・ピア)ネットワークで、要するに特定の管理者がいなくてみんなで管理するという事で、その為には暗号技術によるセキュリティー、そして永久的に動かす(コンセンサスアルゴリズム)事が必要になる。

ではP2P方式の何処が良いのかといえば、クライアント-サーバ方式は巨大なサーバーに一旦情報を預けてから誰かに送信するので、それを処理するための時間、手数料などがかかっていた。ところがP2P方式では使用者全員が管理者の役割を持つので仲介の必要が無くなり、コストとして大きかった手数料や時間を省くことが可能となる。

ただしP2P自体は既にLINEやSkypeで使用されていて特に新しくは無いが、ビットコインでは送金情報の不正や改ざんを防ぐために高度な暗号技術が使われている事で、それはハッシュ関数という技術を使ってデーターをハッシュ値に変換する事で改ざんを防止している。まあ、これについての詳細が知りたければネットで検索すれば山ほどの情報があるので各自調べて頂きたい。って、お前、本当は説明する自身が無いんだろう、という声が聞こえるが、まあそんなところだ。

それではコンセンサスアルゴリズムはといえば、ビットコインを例にすれば新しく作ったブロックが正しいかどうかを確認する事で、新しいブロックが正しく生成され続け、これによりビッドコインが成立しているのだった。

と、まあ判ったような判らないような説明になってしまったが、このブロックチェーンはビットコインのみならず、あらゆる方面で応用が可能であり、例えば医療機関の患者情報や不動産の情報などに使用出来るし、将来的には多くのビジネス分野で使用されるであろう、と言われている。

まあ老い先短い我々はP2P暗号化という言葉くらいを知っていればいいが、若い人は更に深い知識を習得する事は必要だろう。

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