続・日本の超富裕層

3月 18, 2019 0 投稿者: B_Otaku

前回は富裕層になる為の方策を考えて見たが、これらは言ってみれば立派な犯罪行為ばかりで、幾らなんでもリスクが高過ぎる。それではもう少しマトモな方法で富裕層になる方法は無いのか、についてこの続編で考えてみる。

稼げる商売といえば芸能人であり、最近はテレビを見れば芸人ばかりで、チョッと名の知れた芸人は数千万円クラスの年収は当たり前だ。また芸人以外ではトップミュージシャンも結構な稼ぎがあるか、これらは何れも極一部が成功するのみで、それ以外、恐らく99%は極貧生活の覚悟が必要な世界だ。

そうなると富裕層は諦めて中流狙いだろうか。しかしこの層も最近は益々狭き門であり、多くが貧困層に移行している今日この頃だが、それでも富裕層狙いよりは確実でもある。それではどうするかと言えば、中流層はハゲタカの経営する大企業に勤めてそのパシリのパシリくらいになって身を粉にして働き、これによりハゲタカのおこぼれを頂戴する事だ。そして最大の条件は学歴要件を満たす事で、文系なら所謂MARCHクラスでは心もとなく、早慶クラス以上が必要だ。しかし理科系、というか工学系ならばそれ以下のクラスでも大学院を修了すれば結構な確立で中流になれる可能性はある。だだし私立の工業系大学で修士課程を修了するためには大学への納付金(いわゆる授業料)として150万円×6年=900万円に加えて生活費が必要となり、やはり投資は必要のようだ。

しかもこの道は大学卒業時、すなわち新卒での就職に成功しないと貧困層へまっしぐらとなるリスクもあるが、まあ富裕層狙いよりは確実だし法を犯す事も無い。

この中産階級に入れないとどうなるかと言えば、低所得層にまっしぐら。ここ何年かの状況を見ていれば中流階級から貧困階級へと落ちている例は枚挙に暇がないのは見ての通りだ。しかし今後はAIの発達で益々人間の仕事がロボットに侵略されて、貧困階級は更に増える事になる。加えて高齢化で年金生活者も増えいる訳で、さてそれらを如何するか?

と、ここで最近注目されているのがベーシックインカムで、これにより年金も生活保護も全てを包括してしまうという案だ。しかしその財源は、といえば、そうです、前述の富裕層から徴収すれば良い訳だった。しかしこれは社会主義的な面もあるし、国民が働かなくなるモラルハザードの心配もあるが、元々AIに職を奪われて働き場所が無くなるのだから、その分何か金にならない分野に生きがいを見つければ良い。あれっ、そうなると、近い将来希望の世界が来るのか??