ゴーン氏再び保釈、例によって検察の準抗告も棄却

4月 26, 2019 0 投稿者: B_Otaku

特別背任の罪で起訴されたカルロス・ゴーン氏が25日夜、勾留されていた東京拘置所から保釈された。今回は流石に作業着姿では無くスーツ姿だったようだが。

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同日東京地裁が弁護側の保釈申請を認める決定をし、例によって東京地検特捜部は決定を不服として準抗告したが棄却された。特捜部は極めて異例な最高裁への特別抗告も検討するという往生際の悪さで、それだけ有罪にする自身が無いという事だろう。

元々10日間の拘留延長の申請に対して裁判所は8日間とした時点で連休前の保釈を想定して訳で、従来はなあなあだった裁判所と検察の関係は、ここに来て裁判所が検察の梯子を外す結果となっている。今の世の中は世界中で噂されているように、新しい時代に向かって反ディープステート勢力との激しい争いが進行中というのが恐らく真実だろう。そうなれば結果によっては日本に飛び火して、特捜関係者などは下手すりゃ死刑も有りうる訳で、流石に頭の良い人材が多い裁判所はこれを読んで今から方針を変えているというのは考え過ぎだろうか。ウチら悪い事してないもんねぇ、全部検察の悪事だもんぇ。だからゴーン氏の拘留延長は短くしたし起訴後は直ぐに保釈を認めたもんねぇ、とか‥‥。

ところで日産の方はといえば、ルノーが再度経営統合を要求したり、西川社長の留任を拒否する意向とか、俄然争いが激化している。その日産はと言えば、国内販売ではボロ負けで、売上トップ10にはモーター駆動のハイブリッド車(e-POWER)が大当たりして、それを搭載するノートとセレナが入っているが、それだけ!

そしてe-POWER以外はマルで売れていない状況だ。詳細については4月25日本編日記「2018年度 国産車販売台数トップ50」にて。何しろ日産の国内向け新型車何て、ここ数年ほとんど発売されていないような気がする。これって要するにルノーとの車両共有の為にルノーの遅れたクルマを一旦現代の水準まで持ち上げる為の時間が掛っていると見ているが、どうだろうか?

元々日産は「東銀座通産省」と揶揄されるくらいに民間企業としては役人気質の社風だったからあれだけ傾いてしまった訳で、それを強引な体質改善で起死回生を達成したのがゴーン氏だったのだから、このまま西川体制を続ければ元の木阿弥なのだが、さりとて日本人としてはフランスに乗っ取られるのも面白くないし‥‥まあ複雑な気持ちだが、今の日本では日産が無くなっても大した痛手にならない、と行っては言い過ぎ‥‥でも無いくらいだ。

おっと同じくルノーグループとなった三菱はといえば‥‥まあ如何でも良いんじゃねぇ。三菱の軍事技術が云々という意見もあるが、それは三菱重工の方であり三菱自動車なんて死に体も良いところだ。