RPA型配置転換って何?

5月 6, 2019 0 投稿者: B_Otaku

最近度々目にするRPAっていうのは一体何だろうか?

RPAとはロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略で「ロボットによってホワイトカラーの単純な間接業務を自動化するテクノロジー」の事を言う‥‥らしい。

そしてRPAと相性が良いと言われている業務の代表がExcelのデーター入力で、成る程最近の企業の間接部門では机の上にパソコンを並べ、それに黙々とデーターを入れている姿を目にする。まあそれだってその昔の手書き時代に比べたらば大幅に工数は減ったのだが、今度はその仕事の為の人件費を減らそうと考え始めた。

そこで導入したのが非正規の派遣労働者を雇ってのコストダウンだった。しかしこれでも飽き足らず、今度は人間の代わりにソフトウェアを使ってこれらの作業を自動化しようというのだ。

そのRPA型配置転換を最近行った例が富士通で、5,000人規模の間接部門のホワイトカラー5,000人に実施して、結果は2,850人が退職し2,000人強が配置転換となった。しかし富士通はこれだけでは無く、今回は間接部門以外の45歳以上全従業員を対象にした割り増し給付金付き早期退職を含めた選択を拡大するという。富士通本社は潮留シティーセンターで、確かにあんなでっかいビルで大勢のホワイトカラーが一体何をやっているのだろう‥‥と思えば、リストラもやりたくなるよなぁ。

その富士通の方針で今後の新事業として5GIoT関連部門の強化も打ち出しているから、これらの専門技術があれば当分は生き残れるという事だ。

まあこのブログの本来想定した読者は年金受給世代だから「ほうほう、現役世代は大変だなあ」なんて他人事だが、45~60歳では正にわが身に降りかかってきそうで、こりゃ大変だ。45歳だったら子供はお受験真っ最中だし、住宅ローンだってタップリ残っているだろうし‥‥。