米国半導体の製造は実は台湾だった?

5月 16, 2019 0 投稿者: B_Otaku

最新の半導体メーカーには実際に半導体デバイスを生産するファウンドリ(foundryまたはfab)と、工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業、すなわちfabを持たないファブレス(fabless)がある。

そして世界大規模メーカーである米国のQualcomm、Apple、AMD、NVidia等は何れもファブレスだ。では実際に製造しているファウンドリはというと、世界的にダントツのシェアをもっているのがTSMC(台湾セミコンダクター・マニファクチャリング、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.)で、その名の通りに台湾の企業だ。

すなわち米国の最先端半導体産業は、実際には台湾のメーカーで製造しているという事で、中国のファーウェーを排除したって実は米国は台湾の依存しているって、大丈夫なのかぁ?

まあ台湾は日米とも仲が良いから‥‥いやいや、そうは世の中甘く無いようで、中国の5G用の最先端半導体は何とTSMC製だったし、TSMCは中国本土でも最新鋭工場が既に稼働されいる等、何の事は無い、米国最先端の半導体メーカーはファブレスだから、その製造はTMSCであり、これらは実際の製造がファーウェー(ここもファブレス)と同じ企業だった、という落ちがあった。

これは下手をすると中国製品に25%の関税を掛けたらば実は中国で作っていて、QualcommやAppleの半導体にも25%の関税が掛るということになるかもしれない? それが原因で米国の半導体産業が不況に陥る‥‥とか。

いやそれにしても、台湾も中国も、とにかく中華民族のITスキルの高さには驚くべきモノがある。