グーグルに続き英ARMがファーウェイと取引停止
5月 25, 2019グーグルのファーウェイに対する取引停止が話題となっているが、今度は英国のARMホールディングスがファーウェイとの取引を停止するよう社内に通達した、と22日にBBCが報じている。
このARM(アーム)とは一体どんな企業かと言うと、省電力半導体の設計技術が高く、現在のスマートフォン向け半導体チップの大半が同社の技術を採用していて、半導体メーカーはARMの設計ライセンスに頼らないと製品が成り立たない状況で、勿論バーウェイの半導体開発を行っている思想半導体(ハイシリコン)もARM無しでは業務が遂行出来ない。
実は英国は4Gの通信インフラではファーウェイを使用している事もあり、両国の関係は良好だったが、ここへきて米国の意向を受け入れたのはファーウェイからすれば意外だったに違いない。そしてARMとの取引停止に対する影響はグーグル以上に深刻だという。というのはグーグルの場合はそれに代わるOSを独自に開発していたころから、近いうちに自前OSに切り替えられるが、ARMの技術は代替えが効かない事から、その影響は極めて深刻だという。
それでこのARMホールディングスの経営母体はというと‥‥なっ、な、何と、日本のソフトバンクだった! そして同車は近い将来の自動運転車を視野に入れて自動車搭載用半導体の分野にも進出していて、あの米インテルのプロセッサーにガチンコ勝負を挑んでいる。
なおソフトバンクがARMホールディングスを買収に要した金額は3.3兆円!
成る程、ソフトバンクが膨大な借金をして経営が危機的との噂があるのは、この3.3兆円が原因だったのか。
3.3兆円…シナなら5兆円くらいで買うんじゃない?今のご時世では、売買不可かもしれないけどw