登戸殺傷事件で被害にあったカリタス小学校とは？

トランプ大統領訪日で、報道もこれ一色かと思ったら突然降って湧いたようなニュースとして、小学校のスクールバスを待っている大勢の児童が包丁で襲われた事件が報道された。

２名が死亡して17名が重軽傷、そして犯行直後に容疑者は自殺という、何が何だか解からない事件だ。容疑者が死亡してしまったから動機などの解明は難しいだろう。

それで被害にあったカリタス小学校ってどんな学校かというと、実は私が中～高校の時に町田市内に住んでいて、小田急線１本で通えるカリタス学園には近所の子供が通っていたからこの学校を知っていた。近所の子は中学生の女子で、学校の評判は特別な名門女子校では無いが教育はシッカリしているという噂だった。ただし小学校は男女共学だった事は今回初めて知ったが、小学校のみ共学という女子校は結構多いようだ。これについては2018年8月15日のブログ「60年代の私立小学校(年金フル世代の子供の頃)」にて。

この事件を聞いた時に真っ先に脳裏に浮かんだのは大阪池田小事件だった。どちらも刃物による突然の急襲と大量の被害者や、被害に遭ったのが国立大学の付属小学校という一般庶民の通う地元の公立校では無い事など、奇妙に一致している。

それで両事件とも言わば一般庶民より上位の家庭の子女を狙ったと言える事から、何やら思想的なモノがあるかと思ったら、そうでもない処もソックリだ。しかし両者とも家庭環境は可也悲惨だった事も一致している。

と言う事はこの犯人達がもしも裕福な家庭に生まれて、小学校から私立(国立)に通うような環境だったら、こうは成らなかっただろう。が、某有名女優の馬鹿息子のように悪い仲間とドラッグに走ったり‥‥何ていう例もあるから、まあ何とも言えないが。