興行収入50億突破の邦画「キングダム」

5月 31, 2019 0 投稿者: B_Otaku

映画「キングダム」が公開42日間で動員370万人、興行収入は50億円を突破した。

キングダムの原作は2006年1月から「週刊ヤングジャンプ」で連載中で、コミックスは54巻までの発行部数が4千万部を超えるという人気作品だ。舞台は紀元前の中国春秋戦国時代で、天下の大将軍を目指す戦災孤児の少年と後に始皇帝と呼ばれる若き王の途方もなき戦いの物語というスケールの大きいものだ。

下にこの映画の予告編を埋め込んでおくので、これを見た方がイメージを掴みやすいだろう。

この映画は日本以外でもシンガポールで上映され、その時はマレーシア、中国、香港等からファンが集まって来たという。

それにしても何故こんなに人気があるのだろか? 連載開始が2006年と言えば、既に13年も連載している事になるが、そんな長い期間に渡って連載すれば普通は中だるみが起こるのが、キングダムに関しては一切それが無いという。

そして内容が歴史ファンタジーというスケールの大きさと共に、あまりにも古い事なので史実がハッキリしない面が多く、言い換えれば大胆な発想でストーリーが展開出来、これがまた成功の理由になっているという。

そして登場人物のキャラクターが非常に大切に扱われていて、それが最近の歴史ゲームなどと共通するものがある為に、若い世代に受け入れられ易いという事だ。

と言う事で、年寄りとしては「キングダム」とは何か、を知っているだけでも時代に取り残されないでいるような気持ちになれそうだ。