ソウルの放射線量は東京の3倍以上高い?
7月 23, 2019
以前から韓国の空間放射線量が日本よりも高いとか、福島並みだとか言われてはいたが、最近また表題のような情報が出回っている。それもネトウヨ系の個人ブログ(まあこのブログも最近は似たようなモノだが)とかだけでなく、商用サイトでも取り上げていたから、これは充分に信頼性はありそうだ。
そこで韓国のiernet.kins.re.kr/(韓国原子力安全技術院)のサイトを見ると最新のデーターが公開されている事が判ったので、早速調べてみた。
上記によればソウルでの線量は0.118~0.162μSv/hだった。これに対して元記事では東京の線量が0.038μSv/hとしているが、まあこれは感覚的にチョッと少な過ぎる気がする。
そこで自宅のパソコンの前で数千円程度で買える国産の半導体式線量計で計ってみたのが下の写真だ。
数値は当然ユラユラと動くが、0.05~0.07μSv/h程度だった。なおこの線量計では検出出来る最小値が0.05μSv/hで、測定中に「0.05」が点滅して下限以下で測定不能である事を表示していた事もあった。しかし一瞬0.09μSv/h程度を示す事もあったから、まあザックリ言って首都圏郊外の自宅の室内での一例は平均でおよそ0.07μSv/hくらいだろうか。とすると、まあ最大なら3倍は大げさでも2倍以上は間違い無さそうだ。
因みに2011年から3年間程は自宅でも0.15μSv/hくらいだったので、事故から8年経ってセシウム134(半減期2年)は粗無くなっているだろうし、セシウム137(半減期30年)だって10%くらいは崩壊しているから納得は出来る。
そいう言えば韓国では「日本は放射能汚染されているので海産物や野菜の輸入を禁止しろ」とか言っているが、何の事は無い東京の2倍以上に汚染されているソウルでは禁止しろと騒いでいる日本の野菜の方が汚染が少ない‥‥という、例によってお笑い韓国の面目飛躍というところだ。
それはそれとして、何故韓国の線量が高いのか? なのだが、一つには自然放射能が日本より多いらしい。とはいえそれ以上に原因とされているのが、原発から漏れ出る放射能が日本に比べて遥かに多いという事だ。
まあ何をやってもいい加減で、技術的なモノは全く苦手な国だから、原発から放射能ダダ漏れでも驚く事は無いだろう。それなのにあの狭い地域に25基の原発あるそうで、事故が起これば結果は福島よりも遥かに重大となる。って、福島だって重大どころの騒ぎでは無いのだが。
しかし困った事に偏西風は韓国側から日本に向かって吹いているから、もしも韓国で原発事故が起こったら西日本は壊滅的な被害を被ってしまう。
何と非韓三原則だけでは駄目なのだった。