【自衛隊 vs 韓国軍】エアクッション揚陸艇
9月 2, 2019前回の「日本版海兵隊「水陸機動団」にビビる韓国」で話に出たエアクッション揚陸艇(LCAC Landing Craft Air Cushion)について自衛隊と韓国軍の装備を比較してみる。
海上自衛隊LCACは米国のLCAC-1級を装備していて保有数は6隻。おおすみ型輸送艦には各2隻搭載出来る。LCAC-1級は米国では74隻が運用されているというLCACの定番的なもので、ガスタービンエンジン4基により185tの船体を最大70ノット、最大積載時でも40ノット(74㎞/h)という高速性能を誇っている。
それでは韓国軍はと言えば、ロシアのミレナE型LCACを3隻導入している。何故にロシアかといえば、対ロシア経済協力借款の償還としての導入だった。要するに借金のかたという事だろう。それで韓国の事だからスンナリ導入とはいかないのを期待してしまうが、先ずは1号艇の運用試験中に操縦ミスにより大破!それでも残る2隻は何とか就役しているようだ。
やれやれ、これで一件落着‥‥と世の中そんなに甘く無い。
実はこのミレナ型は図体が大き過ぎて、韓国自慢のドクト級揚陸艦に搭載出来なかった! ガ~~ン。
それで日本と同じLCAC-1級のライセンス生産権を取得して韓国の韓進重工がドクト級搭載用に開発したのがゾルゲ型揚陸艇で2007年に完成したが、肝心のドクト級揚陸艦が使い物にならないガラクタで、マトモに就航出来ていない(【自衛隊 vs 韓国軍】強襲揚陸艦参照)から、まあ如何でも良かったのだが‥‥。
結局いつもの通りで、ドンガラを揃えればそれで満足しているが、結局使い物にならないというお笑い韓国軍の面目飛躍という状態だった。
めでたし、めでたし