チュチェ思想って何だ?

チュチェ思想と言えば北朝鮮の政治思想‥‥くらいは知っていても、さてその内容はというと判らないものだ。そこで今回はチュチェ思想について纏めてみる。なお正式には北朝鮮は朝鮮民主主義人民共和国で、一党独裁を行っているのは共産党ではなく朝鮮労働党という。

チュチェ思想は中ソ対立の狭間で金日成により自国の自主性を維持する為に独自の社会主義として体系的に叙述されたものだ。チュチェとはマルクス主義の「主体」を朝鮮語にしたもので、チュチェ思想は主体思想とも言われている。

しかしこの主体思想はやがて、首領=金日成の唯一絶対の思想としての地位を確立し、一切の批判を排除する金日成の絶対的権力を正当化するイデオロギーとなって行く。その後1972年には金日成に新設された国家主席の地位が付与され、1974年に成立した「党の唯一思想体系確立の10大原則」が社会主義憲法や労働党規約を上回る最高規範と位置付けられた。

1994年の金日成死去により事実上の最高指導者となった金正日の指導により、先軍思想が主体思想と同列に推され「領袖は軍、軍は党、党は国家」という軍国主義的なものへと変質する。そして金正日の死去により金正恩が金日成思想の包括的な理解者で、金正日思想からの発展進化であり、これを「金日成・金正日主義」と表現されている。

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結局北朝鮮のチュチェ思想は今やマルクス主義の主体思想とは別の思想であり、金正日が主体思想を宗教思想へ作り変え、首領を脳髄、党を神経、人民を手足とする三位一体の有機体国家論を提唱した。

今話題の韓国の新法相、通称玉ねぎ男は強力なチュチェ思想崇拝者と言われているが、それと共にカンナム左翼とも言われている。カンナム(江南)とはソウル特別市江南区のことで、ここは日本では田園調布や成城に相当する高級住宅地である。その高級住宅地に住んで左翼を標榜して民衆の味方を演じる事がカンナム左翼であり、まさに玉ねぎ男は自分の娘を不正をしてまでエリートコースに乗せたり、親族と共に不正蓄財したりと、特権意識が極めた強い人物だ。

そんな玉ねぎ男が次期大統領となってチュチェ思想を実行したらば、結局文在演を更に上回る独裁政権を作り、民衆を奴隷化して南の将軍様にでもなる可能性は充分にあり、本人もそれを企んでいるのだろう。

そして遂には北と統合して金一族の僕となるのか、金帝国の属国としての南朝鮮王となるのか知らないが、まあトンデモ無いヤツが出てきたものだ。もっとも我々は非韓三原則に従って、高みの見物と洒落込むのは当然だが、火の子が飛んでくる事だけは勘弁してもらいたいものだ。

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