ルノーサムスン 生産半減か?
11月 21, 2019フランスルノー傘下の韓国ルノーサムスンが生産台数半減の危機に瀕しているという記事を日本経済新聞が伝えている。
ルノーサムスンの生産拠点は釜山工場のみだが、ここでは日産のSUVであるローグの受託生産が生産台数の約半数を占めていた。ローグは日本で発売されているエクストレイルの兄弟車であり、韓国で生産され北米に輸出されていた。
ところが、この受託生産は年内に終了となるが、次期モデルの受託生産の交渉が不調となっている。韓国側では日産の欧州向け SUV キャッシュカイの生産を希望していたが、生産計画は白紙撤回となった。なおルノーサムスンのクルマ達については(試乗記日記「ルノーサムスンの生産車種」参照)
ルノーとしては労働組合が強くストも多い事から生産計画が達成できない韓国での生産から撤退する用意をしているようで、事実上の共産党体制である文政権での無茶な給与引き上げ策によって人件費が高騰した事も韓国生産のメリットが無くなった大きな理由で、文ちゃんの功績により韓国から海外自動車メーカ―が撤退準備をしている。
というのは韓国GMも韓国からの撤退準備をしているから、韓国の自動車メーカーはヒュンダイ(起亜含む)以外はインド マヒンドラ傘下の SUV メーカーである雙龍(サンヨン)自動車のみとなる。尤も雙龍も経営危機となっているから、これも長い事は無いだろう。
まあ、既に韓国の自動車のシェアはヒュンダイグループの独占状態だから、他社が無くても困らないが‥‥(試乗記日記「韓国産自動車販売台数」参照)。
ただし、ヒュンダイも実は国際金融資本の傘下であり、米国を始め世界各国に開発および生産拠点を持っているから、いざとなったら韓国から撤退‥‥というのも充分に有り得る。そうなったら、北朝鮮と一緒に50年前の設計の軍用トラックでも作るのかな。
因みに下の写真は北朝鮮軍の現行兵員輸送用のトラックだ。
朝鮮戦争再開だと、これで攻めて来るのかな、ぷっ。