韓国証券市場 外国人の売りが止まらない

韓国証券市場で17営業日連続で外国人が売り越している。売り越し額は約４兆ウォンで、当初は韓国のMSCI新興国株価指数の算出変更に伴う一時的な現象と見ていた。しかし指数組み換え後も外国人売りの勢いは止まらず、これは外国資本が韓国経済を見放し始めたから、という悲観論が浮揚しているという。

いや、悲観”論“ではなく本当に悲観すべきなのだ。第一にGSONIAの問題、そして香港問題から米中貿易交渉の懸念が大きく効いている。GSOMIAに関してワシントンでは「破棄を撤回しようが一度、中国の顔色を見て破棄を宣言した以上、韓国は裏切り者だ」との見方が広がっていて、韓国の中国への接近は更に深くなるとみられている(｢米国が韓国に激怒したのは中国と防衛協定を結んだからだった！｣参照)。

しかも米軍駐留経費の５倍引き上げ要求に対しての対立、取り分け韓国左派は「カネは払わないから米軍は韓国から出て行け」とまで言っている。これに対して米軍が出て行く前に投資家が出て行ってしまった、という事だ。

そして投資のみならず、金融機関も韓国から撤退中で、既にここ２年間でゴールドマンサックス、バークレイズ、マッコーリー銀行等の大手がソウル支店を閉鎖して撤退した。

加えて金融機関のみならず、工場も逃げ始めている。それも外国資本のみならず、韓国の財閥系も工場を韓国から他国に移すという、もう末期的症状になっている。

こんな状況に格付会社のムーディーズはこの２か月で韓国の格付けを６等級も引き下げている。更に来年は韓国企業の格付けも大幅に降格すると報じられている。

あれっ、今回は結構マジな内容になってしまったが、こうなるとお笑い韓国とオチョクっている場合では無く、本当に韓国が崩壊する可能性大であり、日本としてもその影響を真剣に考慮する必要があるだろう。

とはいえ、個人で韓国債権とか持っている何てモノ好きはいないだろうか‥‥。いや待てよ、韓国債権は高金利のために資産運用に良い、何て騙されて韓国債買った小金持ちもいるかもねっ。