韓国政府 バイオヘルス分野に4兆の投資
12月 7, 2019前回のブログ(文ちゃんが世界4大輸出強国なるまで立ち止まらないと宣言!)で文ちゃんが「バイオヘルスは革新的な新薬や医療機器を開発する」とか寝言を言っていたが、さてそのバイオヘルスとは具体的に何を言いたいのだろうか?
これについて調べてみたらば今年の5月にバイオヘルス国家ビジョン宣布式というのを開き、ここで文ちゃんが宣言したのだった。その内容は「この時間にも、わが国の企業は世界中で臨床試験を複数件進行している」とし、「間もなくブロックバスター級の国産新薬も出てくるだろう」と強調した、つて、プッ。ブロックバスター級の新薬??
【参考】ブロックバスター (Blockbuster drug) とは、医薬品産業において使用される用語で、従来の治療体系を覆す薬効を持ち、他を圧倒するシェアや全く新しい市場の開拓、莫大な売り上げにより開発費を回収する以上の利益を生み出す新薬を指す言葉(Wikipediaより)。
それで「2030年までに製薬・医療機器を世界市場シェア6%、500億ドルの輸出、5大輸出主力産業として育成するつもり」だと述べ「資金がなくて技術開発を中断することがないように、政府のR&D資金を2025年までに年間4兆ウォン以上に拡大し、スケールアップ専用ファンドを通じて5年間で2兆ウォン以上をバイオヘルス分野に投資する」とも述べた。
ほ~っ、5年間で2兆!年間4,000億、んっ、これって単位はウォンだよねぇ、という事は年間400億円弱。年間たった400億円で製薬・医療機器で500億ドル、すなわち5兆円の輸出、って、そりゃまた効率の良い事で、流石は文ちゃん。
加えてバイオカスタム治療剤の開発のためのに医療ビッグデータの構築も急ぐことにした、という。な~る程、データーの活用により低予算でも立派な成果が出るのか?それは大したモノだ。ではそのデーターとは2021年までに患者2万人の診療データを確保した後、2029年までに最大100万人規模で国家バイオビッグデーターを構築するそうだ。はぁ~、100万人規模って、北九州市の人口程度だが?
その100万人規模のデーターを使って「標的抗がん剤や珍しい難治疾患治療剤などの、特定の遺伝子に合った新薬を開発するためには大規模な患者の事例分析が行われなければならない」のだそうで、その前にマトモなスーパーコンピュータの開発を頑張る必要があるのにねぇ。⇒韓国のスパコンの現状は?
という事で、相変わらず大笑いのハッタリで楽しませてくれる文ちゃんでした。