日欧の中央銀行がデジタル通貨発行の共同研究へ

1月 25, 2020 0 投稿者: B_Otaku

『日銀や欧州中央銀行(ECB)など6つの中央銀行は21日、中銀によるデジタル通貨(CBDC)の発行を視野に新しい組織をつくると発表した。』と各紙が報道している。

初期のデジタル通貨と言えば、ビットコインなど民間のものが主流であり、その後世界中で雨後の筍のごとく暗号通貨が立ち上がっているが、ハッキリ言ってこれらは偽札と同じであり、また限りなく詐欺に近い代物と思うが、ここで次世代の通貨はデジタル通貨となる傾向が明らかになってきた。

そしてFB(Facebook)もリブラの発行を計画しているが、現在通貨を発行しているのは世界各国の中央銀行であり、それらは何故か民間銀行で、その経営はお馴染みの国際金融資本が独占しているのが現状だ。国際金融資本はそのトップである英国ロスチャイルド家の本拠地にちなんで「ニューコート」も呼ばれている。そのニューコートの牙城である通貨の世界にFBが参入するなど許す筈もなく、これは恐らく潰されるだろう。ビットコインの場合は立ち上げた時期が早かった事から、どさくさ紛れに肥大化してしまったが、さて今後はどうなるのだろうか?

それでニューコートはデジタル通貨も自分たちで独占すべく陰謀を巡らすことになるが、そのためには現在は紙幣を発行している各国の中央銀行がデジタル通貨も発行し、要するに近い将来には貨幣の主流はデジタル化される事を計画しているようだ。デジタル化により個人の金の流れを完全に把握することで全世界の人民を奴隷化できるという、まさにニューコートの企み(ニューワールドオーダー)にピッタリという事だ。

したがって表題のような欧州主体のCBDCが動き出した事は、世界の主流はドル=米国からCBDC=欧州に移って行くとも考えらえる。世界の基軸通貨は19世紀半ば以降は英国(ポンド)であったが、第一次世界大戦で欧州経済が疲弊したことと、戦争特需で米国経済が急成長したことから、米ドルへと移っていった。その米ドルが今デジタル通貨時代に欧州CBDCへと基軸通貨の座を明け渡す様相が見えてきた。

なおデジタル通貨として中国とリフラの現状については
⇒「デジタル通貨導入を急ぐ中国 ライバルのリブラの先を越すのか?」にて。

あれっ、何だか今回は真面目な内容になってしまった。これじゃあ面白くも何とも無いじゃあないか。

やっぱり文ちゃんが出てこないと駄目だねっ!