武漢市には日産も本田も工場があり多数の邦人がいる可能性大

新型ウィルスの流行により事実上封鎖された武漢市に残された外国人のために、各国では自国民の救出策を進めている。米国では28日に米国人のために医療関係者も乗せたチャーター便を派遣するという。こういう事になるとイマイチ動きの悪い日本だが、今回は多少の出遅れとはいえ、チャーター機や政府所有機での救出を始めるようだが、さて武漢市にはどのくらいの日本人が滞在中なのだろうか？

実は武漢市には日産と合弁している中国自動車大手の東風汽車の本社もあり、現在新工場も建設中だから、当然日産関係者のみならず建設関係など多くの日本人が駐在しているようだ。またホンダは広汽集団との合弁である広汽本田汽車も武漢に本社があり、昨年武漢市に第3工が完成して3工場が稼働中であり、これまた当然日本人が駐在している。これらにより、現在武漢市に滞在している日本人は約710人という。では日産とホンダの株価はというと‥‥やはり暴落中で、日産は2010年以来の安値を付けている。

なお、これらの自動車工場は春節により操業を停止していたが、再開は大きく遅れるだろ。と思ったら中国政府は30日までの春節を2月2日まで延長すると発表したが、その程度で収まるものだろうか？

武漢市によると人口1100万人のうち約500万人が既に武漢市を離れているというから、人口の半分近くが武漢市から移動した事になり、その中には症状が出る前の感染者も居るだろう。ということは、これら感染者が今後潜伏期間を過ぎて次々に症状が出始めたら、更なるパニックになるだろう。

この件は今後も常にチャックしていく必要がありそうだ。
やれやれ、お笑いネタで韓国をおちょっているのとは訳が違う。
これぁマジにヤバいでしょう。