日本のクルーズ船対策を批判していた米国が今度はわが身に

3月 10, 2020 0 投稿者: B_Otaku

米国では日本でダイヤモンドプリンセスの乗客だった米国人を連れ帰ったら感染者が続出し、これに対して長期間船室に閉じ込めた事が原因をの批判が相次ぎ、米疾病対策センター(CDC)の最高幹部までが「ダイヤモンド・プリンセス内での検疫体制には問題があった」とまで発言していた。

ところが、ダイヤモンドプリンセスの姉妹船であるグランドプリンセスがメキシコ太平洋岸への1週間の旅を終えサンフランシスコに戻り、そこからハワイに向かおうとしていた矢先にメキシコ巡航に参加していた乗客2人が新型ウイルスに感染していたことが判明する事態となった。そしてサンフランシスコで下船した71歳の男性は入院直後に死亡し、もう一人も危篤状態で入院中という。

ハワイに向かう途中に感染者が出た事で同船は乗客・乗員の感染の有無をチェックするためにサンフランシスコに引き返すことになったが、カリフォルニア州知事がサンフランシスコの港に接岸させないと発言し、これにより同船は沖合に留まる事となった。

そこで乗員・乗客46人を検査したところ21人が感染している事が確認された。この船には他にも多くの乗客(2422人)・乗組員(1111人)が乗っており、これだけの人数を検査するのも大ごとだ。

結局は入院を必要とする乗客をまず下船させ、州内の医療施設に搬送。その後、一般の乗客を下船させ、健康診断を済ませた後、カリフォルニア州在住者は州内の連邦政府施設に、州外居住者は米軍基地などに移送し検査・隔離する、という事になった。

今までは正に対岸の火事であったが、今度は米国が日本の二の前になるという結果で、米国も今後は政治や経済を巻き込んでの大騒ぎとなるだろう。

今度の新型ウイルスは2種類あると言われているが、極最近では更に種類があるのではとも言われている。そして一説ではHIVと同様のレトロウイルス、すなわち細胞膜を破って侵入した後にRNAが反転コピーを作って1本鎖のRNAが2本鎖のDNAに変換されることで、人間のDNAに組み込まれ、エイズウイルスと同様に人間の免疫で殺すことができないため、完治出来ないタイプとも言われている。

だだし今回の新型ウイルスは今のところRNA型とされてお、レトロウイルスでは無いようだが、実はレトロウイルスのタイプもある、とも言われている。要するにHIVの危険性とコロナウイルスの感染性を持った最悪の殺人ウイルス、という懸念だってある。そう考えれば、中国の信じられないほどの強硬措置や日本での突然の一斉休校など傍から見れば異常過ぎる対応も、実は政権担当者からすれば言うに言えない状況がある、とも考えられる。

まあこれが上手く収まればいいが、世界人類の大幅削減なんていう事になるとも限らず、一概に陰謀論として片付けられない怖さもある。まあ我々はどうせ長い事は無いから諦めのつくが、若い世代はそうはいかないだろう。