ノーベル賞候補の韓国教授が新型コロナウイルスを世界初完全解析? またウリジナルかぁ、ブッ

4月 11, 2020 0 投稿者: B_Otaku

ノーベル賞候補に挙げられている(と韓国が勘違いしている)ソウル大学のキム ピッネリ教授が率いる共同研究チームが新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のRNAトランスクリプトームを世界で初めて分析するという成果を上げた。今後コロナウイルスの高精密診断試薬と治療剤開発に決定的寄与をすることができると期待されている、と韓国の一部メディアがホロホロしながら伝えている。

まあ例によって何時もの妄想とすぐ分るが、一応その言い分を聞いてみれば、研究チームが新型コロナウイルスの原因病原体であるSARS(重症急性呼吸器症候群)コロナウイルス-2(SARS-CoV-2)の高解像度遺伝子地図を完成した。キム教授は今回の研究はSARSコロナウイルス-2に対する豊富な情報と細かい地図を通じてウイルスの増殖原理を理解し、これを基に今後コロナ系列のウイルスに対するさらに正確な診断キットと新しい治療剤を開発するために寄与するだろう、と話しているという。

はぁ~、高解像度遺伝子地図を完成したって、そんなの各国で既にやってるんじゃないのかぁ? 因みに日本ではそれより前に日本の理化学研究所が「SARS-CoV-2」のメインプロテアーゼ10マイクロ秒間にわたる構造動態を、分子動力学(MD)シミュレーション専用計算機「MDGRAPE-4A」を用いてシミュレートし、その生データを世界の創薬研究者に自由に利用してもらうため、リポジトリ Mendeley Dataにて3月17日に公開した、のですが。

えっ、韓国は「高解像度遺伝子地図を完成した」って言っている、って。あっ、それなら東京都健康安全センターが令和2年2月7日にCOVID-19の患者検体からSARS-CoV-2を分離することに成功し、さらに次世代シーケンサーを利用した遺伝子解析により、ウイルスの塩基配列を解読している。これで世界で分離されているSARS-CoV-2との比較を含め、疫学解析等への利用が可能になる、だってさぁ。

因みに下の写真は東京都健康安全センターが公開している電子顕微鏡の写真で、細胞からウイルスがニョロニョロと発芽している様子で‥‥いや結構気色悪いものだ。あっ、勿論韓国だってこんな写真を撮ってるよねっ?

WPPhto200411-1.jpg

そして世界各国でも塩基配列を解読していてこれらを比較するという事は、成程世間で言われているようにこのウイルスにはいくつかの種類があり、当然それらの塩基配列が微妙に異なる訳で、百歩譲って韓国が遺伝子地図を完成したとしても、それが全てではない。

あっ、その前に韓国の言う遺伝子地図って、塩基配列というかゲノム配列の事だよねぇ。でもまあ一応遺伝子地図について調べてみたらば「金銭的な問題や効率面からゲノムプロジェクトの前段階として各種の地図が作られる他、実際の研究では塩基配列全ての情報よりも、こういった簡略化された地図が有用な場合も多い(Wikipedia)」と説明されていた。

何いっ、塩基配列全ての情報ではなくて簡略化された地図??って。

という事で何時のハッタリと妄想であり、各国では既に塩基配列が解読されているのに、簡易型地図を作ったとホルホルしているとは! やっぱり完全に想定内の事をやっていた。

余談ながら、「COVID-19」は今回の新型肺炎感染症の病名であり、SARS-CoV-2はその病原体であるウイルスの名前だから、一部の掲示板などで勘違いして「今頃SARSなんて‥‥云々」は間違いなので念のため。