ヒュンダイ自動車がベトナムの第一四半期販売でトヨタを抜いたニダ、ホルホル

4月 16, 2020 0 投稿者: B_Otaku

韓国紙の伝えるところでは「韓国の現代自動車が今年第一四半期(1~3月期)にベトナムで初めて販売台数1位を記録した」と例によって大喜び。

その詳細はベトナムの現地合弁会社ヒュンダイタインコンが第一四半期に15,362台を売り上げ、トヨタ モーター ベトナムの13,748台を抜いてトップに躍り出た、というものだ。

ほうほう、それは凄いじゃないか。3か月でトヨタより1,614台も多く売り上げたわけで、これは月平均538台にもなる。って、えっ、五百‥‥?

実は韓国は他国に先んじてベトナム市場でのビジネスを積極的に推進し、元々ベトナムの自動車市場ではヒュンダイや起亜が強かったのだ。要するにいち早く市場を確保したが、その後トヨタの追い上げで2位に転落していたのが今回の四半期で何とか追い抜いたという事だ。加えてベトナムでのヒュンダイは乗用車のみならず、観光バスでは圧倒的に強い状況でヒュンダイの販売台数には当然これらも含まれている。

ではトヨタはというと、前述の13,748台というのはレクサスブランドの258台が入っていないから、実際には14,001台とその差は多少縮まる。加えてバスについてはトヨタ系の日野自動車が606台を販売していて、これも加えれば14,670台となり、またまた差は縮まってしまう。

まあ元々市場が狭い中で月に百台単位の売り上げがどうしたこうした、と言ったところで世界の自動車販売台数からすれば全くどうでも良い事なのだが、兎に角トヨタに勝った。日本を負かせたニダとホルホルするのが生き甲斐の国民なのだから、まあこんな議論は放置しておくのが一番だ。

付け加えるとベトナムでの一番人気の乗用車はトヨタのヴィオスで、第一四半期で6,359台と2位ヒュンダイ アクセントの4,440台に大きく差を付けている。特にヴィオスは信頼性と耐久性の高さからタクシーとしての需要が多いという。やはりプロユースのタクシー用はトヨタに限るという事だ。それでは素人相手のレンタカーはといえば安ければ内容なんてどうでも良いから‥‥勿論アクセントが強かった。

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なおトヨタ ヴィオスは東南アジアや中近東地域で販売するサブコンパクトセダンでヤリス(ヴィッツ)をベースとしてこれら開発途上国向けに特化したものだ。

ヒュンダイといえば2月の中国市場では前年同期97.4%減!という記録を作ったようだ。でもまあ傘下の起亜自動車があるから、こちらはヒュンダイよりも好結果で95.6%減だった(爆