南北鉄道連結を加速させる文ちゃんに米国は待ったをかけた

総選挙で大勝利を収めた文ちゃんは、この勢いに乗って南北協力を更にスピードアップするという行動に出た結果、南北鉄道連結事業も早急に実施したい考えだが、これに対して米国は北朝鮮の非核化進展に歩調を合わせるべきと指摘している。要するに北朝鮮の非核化に全く進展がない状況で南北交流事業ばかり急いではならないという事だ。

と書くと米国は随分穏やかに反対しているように感じるが、これは韓国メディアの指摘だから、その辺はやんわりと表現しているが、実際には米国はかなり強い表現で不快感を表しているであろう事は十分に想像出来る。それとも米国は朝鮮半島なんでどうでも良いのかもしれないが‥‥。

ところで韓国の鉄道とは元を辿れば韓国が気が狂ったように嫌っている戦前の日本統治時代の朝鮮総督府によって敷設・運営されていたものだ。1999年に鷺梁津（漢江西岸）～済物浦間が開通しこれが京仁線となり、翌年には京釜線が全通した。現在も京仁線はソウルと仁川駅を、京釜線はソウルと釜山を結んでいるが、戦前は更に南満州鉄道との接続も図り、朝鮮半島の物流は画期的に向上した。

しかも戦前には下関から鉄道連絡船が釜山との間に就航していて、これにより下関から満州まで鉄道が繋がっていたのだった。しかし100年以上前に九州と満州が鉄道で繋がっていたのだから凄いものだ。

という事は、NOジャパンとか日帝の作ったものは使わず破壊すべしという理念に従えば、韓国の鉄道は一度線路を引っ剥がして、作り直すのが本来なのだ。尤も韓国ではウリらが鉄道作ろうとしたら日帝が勝手に線路を敷いたニダ、とほざいているようだが。

それじゃあ増々線路引き直ししなくちゃあ駄目だねっ。

それにしても、戦前の日本はここまで朝鮮に金を掛けたというのが根本的な間違いだった訳で、諭吉先生の言う事を聞いていれば良かったのにねぇ。