金正恩は生きていた！ ジャーン

最近は全くその動向が発表されなかった北朝鮮の金正恩委員長は、ご存知のとおり各国で重篤説や死亡説が出ていたが、何と昨日(2日)、北朝鮮の朝鮮中央放送が金委員長が１日に中部・平安南道順川市にある肥料工場の完工式に出席したと報じた。

これは先月11日に平壌で朝鮮労働党政治局会議を主宰したという報道以来20日ぶりとなる。この間3月15日の故金日成主席の生誕記念日「太陽節」にも姿を見せなかった事から健康不安説が浮上したが、兎に角これによって北朝鮮はあくまで金委員長は健在で職務に全うしている、というストーリーを選んだ事になる。

まあ金委員長のあの超個性的な風貌は逆に偽物を作り易いという事もあり、例えば一般人でもこの程度のクオリティのパロディーが可能だから、国家レベルなら完璧な影武者は簡単だろう。

しかしまあ、女性である金与正氏が事実上のトップとしての役割を行っているという不自然さは残るが、世界中でそれは気が付かない事にするのだろう。

ところでこの報道に対して日本で真っ先に動画を交えて報道してテレビ局は‥‥勿論テレビ朝日だ！

そして韓国政府は最初から金正恩重篤説を否定していたが、テレ朝と韓国政府という組み合わせが如何にもで笑える。

北朝鮮が金委員長健在説で突っ走る事で、取り敢えず早急な政情不安は免れた事になり、残るは破綻寸前の韓国をどう処理するかという事だろう。