大麻所持で逮捕された人気ラッパー「漢 a.k.a GAMI」ってどんな人物?

5月 7, 2020 0 投稿者: B_Otaku

新型コロナウイルス一色だったテレビニュースで久々の芸能人大麻ネタが報道された。逮捕されたのは人気ラッパーの「漢a.k.a.GAMI」(本名・川上国彦)容疑者(41)というが、さてラッパーと言われても年配の読者には何だか判らないのでは無いか?

そこで川上容疑者の動画を見るのが一番早いだろうと思って下に一例を埋め込んで置く。

まあ、この手の音楽分野はハッキリ言って不良の世界であり、大麻で逮捕といわれても別に驚く事もなく、有名女優やヒット連発のシンガーソングライターの逮捕に比べれば、インパクトは感じられないだろう。

だから何故にこの時期にという疑問もあるが実は川上容疑者、というか「漢」はこの世界では超有名らしく、オリジナルのレーベルの経営者でもあり、ヒップホップの世界では業界のリーダー的存在のようだ。って、いや、実は慌てて調べた内容だけど‥‥。

因みにヒップホップとは1970年代の米国ニューヨークでアフロ・アメリカンやカリビアン・アメリカン、ヒスパニック系の住民のコミュニティで行われていたブロックパーティから生まれた文化で、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティにDJを加えたものだ。実際、この手のプレイを見るとDJが鳴らす音楽に合わせてラップを行い、そのサイドではブレイクダンスを踊っているというのが典型的なヒップホップだ。

この要素を元に、より一般人にも受け入れ易くしたのが一時期大ヒットした小室哲哉氏プロディースのTRFで、ヒップホップにポップス要素を組み込んだもので、やっぱり小室氏は天才だった。これも動画を埋め込んでおくが、よくみればダンサーがいて曲の途中ではラップもあるし、バックミュージックを演奏するバンドは存在せずDJが音楽を流しているというヒップホップの特徴を備えている。

結局今回の逮捕で、もしかすると日本ではマイナーな世界であるヒップホップが注目されて新たなファンが増えて大ブームになる‥‥事は、まあ、無いだろう。