米国は中共の南シナ海領有権主張を違法 尖閣は日本領との立場に変遷した

7月 20, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

従来、米国は尖閣に対する領有権問題に関しては「特定の立場は取らない」という中途半端な表明をしていた。このため一部では中国との尖閣紛争の際に米国は日本に対する軍事援助をしないのではないか、との懸念があった。

しかし最近の米国議会では「日本の尖閣諸島への中国の領有権を認めてはならない」「中国の尖閣海域への侵入には制裁を加えるべきだ」という見解が超党派の主張として論じられるようになった。そして提起された法案が「南シナ海・東シナ海制裁法案」で特に
『中国は、日本が施政権を保持する尖閣諸島への領有権を主張して、軍事がらみの侵略的な侵入を続けている。この動きは東シナ海の平和と安定を崩す行動であり、米国は反対する。』
という項目があり、これは何と心強い事か!

この法律は未だ成立前だが、米国議員達の考えの流れは止める事が出来ないだろう。

また最新のニューズウィークの報道によると『7月13日、ポンペオ米国務長官が南シナ海での中国の海洋進出についての声明を出し、南シナ海の大半を領海とする中国政府の行き過ぎた主張と、隣接する国々への威嚇行動をどちらも「違法」と宣言した。』という事で、米国は長年の慎重な外交発言を翻し、今後は中国の行動に対してより厳しい報復を行う可能性出てきた。

米国は世界の警察から手を引くつもりだったが、中共の露骨な征服欲や極端に非人道的な政策を目のあたりにして、流石にこれを放っておいたら世界が悪魔に乗っ取られてしまう、という事に気が付いたのだろ。

これは若しかすると、「米国&日本&ASEAN加盟諸国」と中共の戦争、すなわち世界大戦になるのだろうか?って、いやいや、今の中国の軍事力では米国には全く歯が立たず、開戦となったらば、人民解放軍はあっという間に全滅してしまうだろう。

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尤もその前に三峡ダムの決壊で戦わずして中共自体が崩壊してしまう事は十分にありえるが‥‥。