トランプ大統領が視察したワクチン開発工場は富士フイルムだった

ロイターによるとトランプ大統領は27日、ノースカロライナ州モリスビルにある富士フイルムの工場を視察し、新型コロナウイルスのワクチンが今年末までに開発される可能性について、楽観的な見方を示した。

ええっ～、富士フイルムって。アビガンで一躍有名になった富士フイルムは、何と米国工場では新型コロナワクチンを開発していたのだった！

何故に富士フイルムを視察したのかというと、ノースカロライナ州は大統領選激戦区であり、コロナ対応に尽力している姿勢を有権者に印象付ける狙いがあるようで、そのノースカロライナに開発拠点を持っているのが富士フイルムだった、というだけなのだろうが、米国の一般市民は富士フイルムが日本の企業だった判っているのだろうか？

写真がデジタルかする以前はフォルムといえばコダックか富士というくらいに世界を2分する勢力だったから、案外米国企業だと思っているとか‥‥。因みにソニーとかホンダが米国の企業だと思っている米国人は多い‥‥とか。

ところで、その富士フイルムだが、いやまあ、優秀だよねぇ。社員の話では開発部署では管理職（課長以上）は東大か京大で、研究員も全て国立大学卒という状況で、工場の生産技術など支援部門でもＷ大理工学部などが当たり前というから驚く。

まあある面、国立大学偏重の気はあるが。それで、その情報はどこから入れたのかと言われれば、実はブログ「70年代の大学受験(年金フル世代の受験生時代)」に出てくる貧乏で私立大学に行く学費は無かった友人の一人が、何を隠そうその富士フイルムの社員だった。といっても第一線開発ではなく、生産技術研究部署だったけれど、何しろけた外れに待遇が良い！

あれっ、お前に何でそんな優秀で真面目な友達がいるんだ、って？いやまあ、マルで正反対の方がお互い補完しあって上手く行くという例だなっ。しかしその友人は残念な事に50代で進行性胃がんにより亡くなってしまった。まあ良い人は早死だと言われているがその通りだった。

という事は‥‥俺は間違い無く長生きだぞ～っ！