河野防衛相 英語圏情報協定ファイブ・アイズに日本も参加の意向を表明
8月 5, 2020
先月末に英ガーディアン誌が『中国の資源依存からの脱却に備えて、河野太郎防衛大臣および英国議員は、現在の英語圏情報協定ファイブ・アイズに日本を加え、情報協力を戦略的経済協力にまで拡大する必要性を説いている』と報道していた。
そして昨日、英国のブレア元首相も産経新聞のインタビューで『中国が習近平国家主席の下「ここ数年間で一層権威主義化した」と強い危機感を示した。その上で、自由主義諸国が連携して中国の脅威に対抗する必要があるとし、英米など5カ国で構成する機密情報の共有枠組み「ファイブアイズ」への日本の参加について「われわれは検討すべきだ」と述べた。』と報道されている。
さてこのファイブアイズだが、アメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)やイギリスの政府通信本部(GCHQ)など5カ国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギント(傍受を利用した諜報・諜報活動)の設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことで、UKUSA協定(United Kingdom – United States of America Agreement)と呼ばれている。
このUKUSAは米・英・加・豪・NZにより協定が結ばれているが、見てのとおり大英帝国時代の植民地を発祥とするアングロサクソン諸国であり、これに日本が加わるとすれば極めて異例だ。
日本はIT分野では米国と並ぶ先進国であり、5Gに代表される中共の情報分野での覇権を阻止するためにも日本を仲間に入れる事が必要と言う事だろう。それ程に対中共排除の必要性がひっ迫しているという事だが‥‥。
あのー、日本人は英語は苦手だし、何より黄色人種ですけど。
いやそれ以上に日本にはスパイ防止法が無く、中共どころか韓国や北朝鮮の工作員だって活動し放題であり、これを早急に何とかする必要があるだろう。スパイ防止法となると左翼が反対するのは勿論だが、前回その話が出た時には似非右翼団体でもあり朝鮮系が色濃く影響する例の団体が悪用する心配から保守系でも反対者があったが、日韓関係は断絶直前であり媚中派もあぶり出されて米国からも強力なバッシングを浴びている最近の情勢なら、当時よりはスパイ防止法の危険性も少ないだろう。
ところで日本が参加したらファイブ・アイズがシックス・アイズになるかといえば、前述のように非英語圏の日本だから「ファイブ・アイズ・プラス・ワン」とかになるという説もある。
あっ、まさか「ウリらも加わるからプラス・ツーとなるニダ」とか言わないよねぇ。いや寧ろこれを言って、またまた世界の笑いものになってくれれば、コロナ禍で世界中が暗い中に笑いを振り撒いて世界を明るくしてくれるという特技が発揮されて、こりゃあ良い事尽くめだねっ。
頼むぜ、文ちゃん!