中共は三峡ダムの危機を乗り越えたのか?

8月 21, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

一時期は崩壊の危機が叫ばれていた三峡ダムだが、その後何とか危機を脱したと思っていたらば、いやいや、四川省などで大雨が続き、状況は更に悪化して、ダムに流れ込む水量は20日の朝には過去最大規模の毎秒7万5千立法メートルに達した、という。

毎秒7万5千立法メートルといえば1秒間に一辺が42メートルの升に入った水が押し寄せるということで、しかもそれが何時間も連続するのだから、想像を絶する水量だ。三峡ダムと四川省の中間に位置する重慶市でも19~20日には市街地が冠水している、と伝えられている。

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それにしても19~20日の大雨っていうのは原因は何なのだろうか?と思って当日の天気を調べたらば、ありゃ、台風7号が重慶上流を直撃していた。

しかもこの台風7号のコースを見ると、18日に中国沿岸で突然台風となり、そのまま北西に向けて長江上流を直撃するという、まさに三峡ダムの破壊工作とも言いたくなるような状況だ。いやぁ、こうなるとやっぱり陰謀論と言われようが、何処かの組織が気象兵器を使って中共を痛めつけている、と思いたくもなる。

いや、それとも、神様の仕業か、と言っても矛盾が無いところが不気味だ。

それで、もしも三峡ダムが決壊したならば、膨大な量の土砂が流れ出し、何日後かには上海を通って海上に流れ出すであろうから、東シナ海も大量の土砂と瓦礫と遺体が放出され、これは日本の沿岸にも流れ着くだろう。また大量の汚染水で海洋汚染も深刻になるかもしれない。

まあ考えれば考えるほどに、これはヤバいですよ。