文ちゃんの賃貸料上昇率を押さえる新法のお陰で、保証金上昇率6倍に

9月 20, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

庶民の味方、文ちゃんは賃貸住宅の「賃借人保護」を目的として、保証金・月払い家賃契約期間を事実上4年に増やし、賃貸料上昇率を5%以内に抑える政策を実施した。

これにより文ちゃんが大統領就任前に比べて保証金の上昇率は6倍となった。

あれっ、上昇だって?

韓国の賃貸住宅の保証金制度は伝貰(チョンセ)と呼ばれ、契約時にまとまった額の保証金を賃貸人に預け、月家賃がない不動産賃貸方式を採用している。これって多くの読者は知らないだろう、と上から目線で言ってみる。

が、白状すれば、実は自分自身も、これを書くにあたって調べて初めて知ったのだった(汗

そして、ソウルの高級マンション(84平方メートル)では、今年5月に8,000万円であった伝貰実質取引価格は、9月14日現在では1億770万円に急騰している。これは今年4月の総選挙で与党が圧勝し、文ちゃんが7月に急進的な改正賃貸借法を施行したのが原因だった。


伝貰という高額の保証金は、少しの上昇率でも直ぐに1,000万円程度の上昇になってしまう。尤も、一億円の保証金を払う賃貸住宅の住人と言えば、これは韓国ではエリート層だろう。ではそんな高額な保証金を払えない庶民はどうするのだろうか?あっ、そうか、半地下の貧民街に住むのだった。
話題の映画「パラサイト」で貧民街として観光地化したアヒョン

それにしても、首都圏の84平方メートルの賃貸マンションに住むのに保証金が1億円以上って、どういう事か?これじゃあ、少しまともな韓国人なら母国を脱出して他国に移住するよなぁ。

まあそれにしても、次から次へとオウンゴールを繰り返す文ちゃんは、やっぱり歴代最高の指導者だった。

よぉ~っ、大~統~領っ!