南西諸島で展開する空母 英国(クイーンエリザベス)と中共(山東)を比べてみる

12月 24, 2020 0 投稿者: B_Otaku

 

英海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群は、来年初めにも沖縄県などの南西諸島周辺を含む西太平洋に向けて派遣され、長期滞在させる事が決定している。

これは要するに中共に対するものだが、その中共も最近就役が始まった”最新”空母「山東」をこの付近に航行させている。

そこで、この2つを比べるために、先ずは主要スペックを表にしてみた。

両艦のサイズや排水量はほぼ同クラスのようだ。これに対して参考に米国の最新鋭大型空母、ジェラルドフォードを載せたが、これを見ると流石にデカい!もう格が違い過ぎる。

機関はクイーンエリザベスがガスタービンとディーゼルの2種類の発電機を装備し、これで27,000hpの電動機4基を駆動する、統合全電気推進(IFEP)方式を採用している。対する山東は蒸気タービンで、これは殆どベースとなった遼寧と同じという。

遼寧は旧ソ連が廃棄したクズ鉄扱いの空母を安く買ってきて、必死で再生したゴミである事は有名だ。
【自衛隊 vs 人民解放軍】 航空母艦

そして山東は、そのポンコツ空母遼寧を新たにコピーして作ったものだった。この山東についても、既に当ブログで扱っている。
中共新型空母「山東」が軍事任務についたようだ

前述のように山東の機関がマルで戦艦大和並の、今時あっと驚く蒸気タービンというのも、遼寧のモノを必死でコピーしたからに他ならない。原子力ならとも角、通常燃料で蒸気タービンと言う事はボイラーを焚いているのだろうが、その燃料は何なのだろう。重油かな?まさか石炭じゃあないだろうが(笑

それで、両艦とも固定翼機の発艦はカタパルトを持たないスキージャンプ式だが、クイーンエリザベスの搭載艦はSTOVL(Short Take Off and Vertical Landing. 短距離離陸・垂直着陸)機、要するにF-35Bを搭載している。搭載機は48機だが、実は英国は今のところF-35Bを17機しか所有していない。そこで、今回の極東派遣では、足りない機体は米海兵隊からパイロットと共に応援をもらうようだ。

では山東はというと、艦載機は中共の誇るJ-15(ロシアSu-33の劣化コピー品)で、これは一応短距離発進と言われているが、山東のスキージャンプ式では余程燃料や爆弾類の搭載を押さえて重量を減らさないとまともに発艦出来ないのは遼寧と同様だ。また着艦は垂直着陸装置なんてものは無いから、事実上安全に着艦は出来ないという。

てぇ~事は、目一杯装備を削って、運良く水ポチャせずに発艦出来たとしても、今度は着艦出来ないということで、しかし燃料を最小限にしているから、陸上の基地まで帰れる範囲でしか運用できない、という、殆ど空母の役に立たないものだった。

まあ、こんなガラクタでも見かけは空母であり、アピールには使えるのだろう。

その前に、今の中共は豪州からの輸入規制をしたら石炭不足で電力不足というブーメランは食らうし、コロナ禍に加えて米国の金融制裁から経済は奈落の底に落ち込んでいて、このところ大手国営企業の破綻が続々と伝えられる状況だ。

こんな末期的な国が見栄を張ってゴミ空母を航行させて威嚇しても、実は他国はあざ笑っているだけという、これまた中共軍も韓国顔負けのお笑い軍隊だった。