日本のワクチン接種状況は世界で見るとどの程度なのか?

5月 9, 2021 0 投稿者: B_Otaku

 

世界の先進国ではワクチンの投与が進み、その結果は感染者の劇的な低下という事で、成程、ワクチンの効果は充分にあるんだ、と感心するところだ。

それに比べて日本では、やっと医療従事者への投与が進んできたが、次の高齢者については、何やらもたもたしている状況だ。となると、他国と比較しての日本の状況が知りたくなる。

下の図はvdata.nikkei.comからの転載だが、これを見ると100人あたり接種完了人数ではドンケツで、100人あたり累計接種回数でも‥‥やっぱりドンケツだった。駄目だこれぁ!

しかも累積接種回数では、あの韓国にすら負けている。

だが、待てよ。累積回数では日本に勝っている韓国が、何故か接種完了人数ではランク外となっている。これは一体どういう事か?

そこで、調べてみたら、どうやら韓国では入手したワクチンを2回目の分を確保しないで、片っ端から1回目投与に使ってしまったようだ。2回目の接種をほとんど行っていないという事は、完了者も殆どいない‥‥ということだろう。

考えられる理由は
1.実は1回でも結構効果があるというで、寧ろ多少たりとも免疫を持った人数を増やそうとした。
2.単にアホで、2回目の事なんて考えていなかった。

さて、どちらかな?まあ、あの国のやる事を見ていれば、1を考えるような思慮深い役人がいる筈も無く、只々多くの人数に兎に角投与した、というのが本当のとろだろう。

それにしても日本の情けなさはどうなってるんだ。ワクチンの確保自体が遅かったのは政治の責任だが、その後の接種体制の遅れは行政(特に地方)の責任だろう。とは言え、地方自治に任せっぱなしにしたのは政府の責任とも言える。なんたって今の日本の役人はキャリア官僚でも劣化と腐りきっているくらいで、ましてや地方公務員なんて馬鹿の代表であり、あの連中に迅速なワクチン投与体制なんて作れる筈も無い。

という事で、65歳以上ですら対象者全員の接種が終わるのは、一体何時になるのやら。