Appleが米国で全てのiPhoneをスキャンして児童虐待の違法画像を検出する

Appleは5日に児童虐待の画像について米国内のすべてのiPhoneをスキャンする計画を発表した。

しかし、この計画により児童虐待とは関係の無い数千万台の個人用デバイスを監視できる可能性があり、セキュリティ専門家の間で警戒されている、という内容をエポックタイムスが伝えている。
⇒Apple Will Scan All iPhones for Illegal Child Abuse Images, Sparking Privacy Debate
AppleはすべてのiPhoneをスキャンして、違法な児童虐待の画像を探し、プライバシーに関する議論を巻き起こします

iPhoneと共にiPadやMacを使用しているユーザーなら判るだろうが、AppleはiCloudシステムにより、ユーザーアカウントが同一の異なる機器の間でデーターを共有できる。という事はデーターは自身の機器以外の場所(サーバー)に保管されている訳で、この管理はAppleが行っているから、全て丸見えという事だ。

今回、Appleは児童性的虐待の防止と摘発という伝家の宝刀を持ち出して、ユーザーの監視を正当化するという手に出てきた。

確かにiCloudは便利ではあるけれど、その反面、プライバシーは丸見えであり、こんなシステムにバレたらヤバい写真を入れておくユーザーもどうかしている。

まあ、それ以上に日本でもギャラクシーなんかを何も知らずに購入する情弱なオバちゃんも多いくらいで、結局高度な諜報機器をズブの素人が使うという現状はあまりにも危険が多いし、これこそ全体主義＝共産主義者の思惑どおりだ。