米国の出生証明書から性別欄が消える?

8月 13, 2021 0 投稿者: B_Otaku

 

米国ではこのところ性的マイノリティ、LGPTQ擁護に対して極端な変化が見られている。
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そんな状況で、米国務省は6月30日にLGBTなど性的マイノリティーの人たちの権利に配慮し、国民がパスポートを申請する際に医療証明書を提出せずに性別を選択できるようにすると発表した。

それに加えて医師と医学生の米国最大組織、米国医師会(AMA)は、出生証明書の性別表記を廃止するよう求めている。これはAWAの評議員会で公的書類である出生証明書に出生児の性別を記録することは、「差別の可能性」があるとして採択されたものだ。

ただし出生時の性別情報はこれまで通り当局に提出され、医療、公衆衛生、統計の目的でのみ使用されるが、性別を記載することは自身の性自認や自己表現が出生時に割り当てた性別と異なる人にとって、「混乱、差別、嫌がらせ、暴力を招く可能性がある」としている。

日本でも既に小中学校では男女混合名簿で、昔のように五十音順に男子から始まって、その後に女子とするのは差別というのだろう。

また制服でも、男子用、女子用ではなく、性別に関係無く2つのタイプから選択する、という学校も出てきたようだ。実際に身体的にも限りなく女子に見える男子高校生が、制服に関する校則が変わって本人も喜んでいる例もある。

下の写真を見れば、校則変更前の写真左下は違和感あり過ぎだが、変更後(写真右下)は全く違和感が無い。

現在は卒業してタレントになった井手上獏君だが、本人の性自認は女性という訳でもなく男性でもない、という事だ。

と言うと、な~んだ、生まれつき恵まれたルックスじゃないか。これがゴリゴリの男子丸出しだったら無理だろう、と思うだろうが、いやいや、努力して如何見ても女性というレベルになった例もある。下の写真は人気ユーチューバーでトランスジェンダーの青木歌音さんの例だが、いや人間ってこんなに変われるのか、と思ってしまう。

勿論、物凄い努力と医療費をかけているとは思うし、相当リスクの大きな手術もしているとは思うが、結局やる気次第という事だ。

これぁ、東京五輪のトランスジェンダー重量挙げ選手は、見習うべきだねぇ。