中国メディア 遼寧よりもいずもが勝ると論評

10月 16, 2021 0 投稿者: B_Otaku

 

海上自衛隊の護衛艦「いずも」の第一段階甲板改修が終了し、アメリカ海兵隊岩国基地所属F-35B戦闘機による複数回の発着艦検証作業を行った、と発表された。

これに対して日本国内以上に反応したのが中共だった。中国メディア網易
・「米ステルス戦闘機・F-35Bの発着艦試験を初めて行った」
・「固定翼機が日本の艦艇に発着艦するのは戦後では初のこと」
・「ヘリコプター護衛艦という装いを脱ぎ捨て、いよいよ実力ある軽空母に変わったことを意味する」
と主張した。

更にいずもは米国の最新ステルス戦闘機F-35Bを十数機搭載できる。F-35Bは性能面で中共の艦載機・殲15を圧倒しているために、「遼寧」の戦闘力を上回るようになる、とも論じている。
そして「日本のこの軽空母を決して甘く見ることはできず、強く警戒すべきだ」と結論を出している。

あれあれ、中共の誇るポンコツ空母がいづもに負けている事をバラしちゃって良いのかぁ?

いずもの軽空母化については、精々十数機の、それも性能的には劣るVSTOL機では大した威力にならない、と言われていたが、いやいや、その威圧効果は絶大だったようだ。考えてみれば、尖閣クラスの小島の防衛や奪還に、十数機とはいえ最新のステルス戦闘機を積んだ艦艇が傍に待機していたら、これは充分な戦力となる訳で、中共としても、一方的に強気な作戦は立てられない事になる。

さて、中共がこれだけ警戒しているという事は、お隣さんはどうしているのか?軽空母2隻体制が確立すれば、竹島奪還なんて簡単だ。

それで悔しがって火病っているかと思ったら‥‥殆ど無視。朝鮮日報も中央日報も触れていない。唯一ハンギョレ新聞のみが軽く紹介しているが、これは「中国牽制」に活用される、としている。

まあ韓国の場合、日本が事実上強襲揚陸艦である「おおすみ型」に対抗して、ウリらの方が大きいニダ、とか言って「独島型」を建造したが、実は日本では更に大きいいずも型をを就航させ、更にこれを軽空母に改修するとの情報で、独島に続く2番艦としていづもと同クラスの「馬羅島」を建造し、最近就航させた。
韓国海軍、「独島」より高性能の輸送艦が就役とホルホル

しかし、韓国には空母化の技術は無いし、本来空母として設計されていたいずもと違い、空母化が事実上不可能な馬羅島では、いづもに対抗する何て言うのは、夢のまた夢だ。

しかも、軽空母が建造できたとしても、それに使うF-35Bを米国が韓国向けに売却するとは考えられず、そこで次期自主開発戦闘機にVSTOL機能を持たせる、とか言い出した。
韓国の軽空母 艦載機は自主開発の「KF-21ネイビー」を採用!

まあこんな状況だから、韓国のマスコミとしては下手に触れたら恥の上塗りとなる事は重々承知だろうから、敢えてシラバックレたのは見え見えだった(爆

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