統計データ二重計上問題 実行部隊の国交省役人は皆出世していた

12月 20, 2021 0 投稿者: B_Otaku

 

日刊ゲンダイが伝えるところでは、GDP算出に反映される基幹統計データの書き換えを実行した国交省の建設経済統計調査室では、2013年からデータの二重計上と過大推計を初めていた。

それ以来、総合政策局長経験者9人の多くが、省内ナンバー2の審議官に出世し、その後3人が同省事務次官に、2人は復興庁事務次官へと出世していた。また、5人以外では東京航空局長や新関西国際空港の業務執行役員や、退職後に小田急電鉄の顧問に迎えられるなど、何れも大成功を収めていた。

GDPをかさ上げしてアベノミクスの成功をでっち上げた功績は、その後の悠々自適の人生をもたらしていた。

そう言えば森友学園問題に絡み文書改ざんを指示したが、一切口を割らなかった例の佐川理財局長も、その後は国税長官(流石に直ぐに辞任したが)に出世したのを思い出した。

まあ役人も政治家も、いやサラリーマンだって「今だけ、金だけ、自分だけ」に徹底しないと出世できない今の世の中。国家の為に命をかけるような人材はいないという寂しい現状だが、これってやっぱり、戦後教育の問題かなぁ。

例えば2F元幹事長は1939年生まれだから、中学生になったのは丁度終戦の翌年であり、日教組が力を持ち始めた時代に教育を受けていた事になり、戦後の日教組による教育の崩壊の犠牲者‥‥と言えない事も無い。

.