太平洋で中共空母「遼寧」から戦闘機とヘリが発着艦訓練

12月 22, 2021 0 投稿者: B_Otaku

 

防衛省統合幕僚監部は21日、沖縄本島と宮古島の間を抜け太平洋に入った中国海軍の空母「遼寧」が19日に沖縄県の北大東島の東約300キロを航行し、艦載しているJ-15戦闘機やZ9ヘリコプターの発着艦があったことを確認したと発表した、と多くの日本メディアが伝えている。

また防衛省は自衛隊が撮影した、スキージャンプ式の艦首から戦闘機が飛び立つ様子の写真(下)も公表した。

艦首の「16」は確かに遼寧だ。

遼寧といえば今年の4月に東シナ海を威嚇航行したが、米軍や自衛隊の艦船に並走されて大恥を掻いた後、影を潜めていたが。
中共ポンコツ空母との並走は米海軍と共に海上自衛隊も加わっていた

何しろ一回航海に出たら、その後は重整備をしないと走れない程のご老体だから、やっと準備が整って、キンペイのプライドを保つための威嚇航海に出てきたのかな。

スキージャンプ式では重量を押さえないと発艦出来ず、そためにミサイルも燃料も殆ど積めず、それでも取り敢えず何とか発艦は出来るようだ。

中共の艦載機はロシアのSu-27SKを無断コピーした殲撃11型B(J-11B)を元に、低速時の安定性向上を改良した殲撃15型 (J-15)で、J-11Bの多くが中共製のガラクタエンジンを搭載しているのに対して、こちらはロシア製を搭載している。とはいえ、ロシアもパクリ防止のために旧モデルを更にスペックダウンしたものを供給しているから、増々発艦は難しいだろう。

さて防衛省発表の写真を拡大して見ると‥‥

うーん、機首の黒い塗装や全体のフォルムからして、確かにJ-15のようだ。

中共のジェットエンジンは当然だが、ロシア製も耐久性は低いから、このようなフルパワーでの発艦などやったら、エンジンや機体へのダメージも大きそうで、あっと言う間に寿命になりそうだ。

という事で、正に身を切る出撃だろうなぁ(笑

.