韓国空軍のF-35A 車輪が出ず胴体着陸

1月 5, 2022 0 投稿者: B_Otaku

 

韓国空軍のF-35Aステルス戦闘機が4日、飛行訓練中にランディングギア(着陸装置)の異常のために胴体着陸するという事故が発生したが、パイロットに怪我はなく機体にも大きな損傷は無かった、と朝鮮日報が伝えている。

訓練飛行中のF-35Aは電子系統の異常で3つのランティングギア総てが動作しなかったというから、要するに着陸用の足が3つ全て出なかったという事だ。結局胴体着陸を行ったようだが、ボディを滑走路の表面にゴリゴリと擦りながら、ボディと路面の摩擦で速度が落ちていき、やがて停止した事になるから、「機体に大きな損傷はなかった」何て言っているが、下の写真で見える3つの車輪が出ない状態で、ボディをゴリゴリと擦った事を考えれば損傷が無い筈が無い。

恐らくボディは大修理をしないと再び飛行する事は出来ず、そんな大修理が出来るのは米国のロッキードか日本の三菱重工くらいだろう。しかし韓国は整備すら日本での実施を拒否、いや日本の方がお断りだが、そうなると米国まで運ぶしかない。

まあ確かにF-35は事故の多い機体だが、流石にランディングギアが全く作動しないという事故は聞いた事が無い。問題がメカ的なモノならば整備点検の問題だろうが、電子制御が原因となると再発の恐れはある。

とは言え他国では「電子制御の不具合で足が出ない」何て事はないから、もしかしたら例によって電子制御系をバラしてみた後の復元で接続コネクターかなんかを痛めて誤動作に至った‥‥とか、充分に有り得る。

元々韓国向けはF-35と言ってもダウングレード機だが、流石にランティングギアまでグレードを落している事は無いだろう、とは思うが。

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