中共の造幣所幹部が私的に2兆元を印刷
1月 6, 2022
中共の貨幣、人民元を印刷する中国国家銀行券印刷造幣総公司の元理事が、自身の権限を利用して2兆元(約36兆円)の人民元紙幣を私的に印刷した容疑で当局に逮捕された、という情報がネット上で拡散している。しかし中共の中央銀行である「中国人民銀行」はこれを否定している。
この事件、日本で言えば国立印刷局(旧大蔵省印刷局)の幹部が勝手に円紙幣を印刷して私的に使っていた、という状況で、これは偽札とも言えず、勿論人民元として発行された訳でもない。
まあ、この事件を認めたらば、偽札の氾濫以上に人民元に対する信用が落ちる事になるから、隠ぺいするのは当然だろう。元々人民元には偽札が多くてどれが本物か判らない状況というが、これでは増々信用失墜だが、いやそれが無くとも既に人民元なんて紙くず同然で、今更の感もある。
実は人民元の紙幣は偽札があまりにも多い事から2019年に新紙幣へと変更になった。
まあ、それでも本物の原板と印刷機を使って私的に印刷すれば、どんなに高度な対策をしたとしても防ぎようが無いが‥‥。
それにしても36兆円分の偽札何てどこに保管して誰が使うのだろうか?
これぁどう考えても、背後に大きさ組織が控えているのだろう。
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