東京都が条例でタクシーや運送など事業者に非ガソリン車20%義務付け
1月 10, 2022
『東京都は24日、自動車200台以上を使用する都内の事業者を対象に、非ガソリンの乗用車の導入率を20%以上とするよう義務付ける環境確保条例改正案を、30日開会の都議会第4回定例会に提出すると発表した。2027年3月末までに達成できない場合は都が勧告し、事業者名を公表する。』と、東京新聞が伝えている。
同記事では『埼玉県などでガソリン車を含む低燃費車の導入割合を条例で定めるケースはあるが、非ガソリン車導入の義務化は珍しい』という。
な~る程。野党の環境詐欺左翼辺りが、ウリらの実績ニダ、とかホルホルしそうな内容だ。
しか~し、内容を精査して見ると、先ずは「乗用車」と明言しているから、事実上タクシーが対象だろう。そして非ガソリンとは何かと思ったら『電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)』という事だから、ガソリンエンジンを搭載していてもハイブリッド車はOKという事だ。このハイブリッド車については、従来HVと表記していたが、少し前からトヨタ辺りもHEVと表記して、「これは電気自動車(EV)ですが、何か?」と言う事になった。
それで、現在のタクシー用車両だが、以前はトヨタのコンフォートとそのバリエーションでホイールベースが僅かに長いクラウンコンフォートで殆どを占めていたが、コンフォートシリーズが生産終了となり、その代わりのブランニューモデルがロンドンタクシーなどを参考にタクシー専用車として開発された[Jpn Taxi」で、これは全グレードでHEVとなっている。
このJpn Taxiについては本篇試乗記で
⇒TOYOTA JPN Taxi簡易試乗記 2019年4月
そして日記ではその出で立ちと写真を掲載している
⇒試乗記日記 Toyota JPN Taxi 2019年4月4日
街中でちょっと気を付けてタクシーを見ると判ると思うが、東京では既に多くがJPN Taxiに代わっている。田舎でも最近はボチボチ入れ替わっているから、2027年3月迄には20%以上がJPN Taxiに代替えされているだろうから、この都の条例による影響は‥‥全く無し‥‥でした。
これって、タクシーの現状を知らない東京都の間抜けな小役人が考えたのか、ハタマタこの事実を知り尽くした人物が、左翼をちょいと引っ掛ける為にやったのか?
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